
仲が良くケンカが少ない夫婦というのは、お互いに性格や価値観などが似ていることが多い。
しぐさや好きなものが同じで、仲が良い夫婦を第三者目線で見ていると、とても幸せそうに映る。
カップルが結婚して時間がたつと恋人たちは顔の表情も含めて似てくるという。
だが、似たもの夫婦というのは長期間そばにいれば勝手に作られる、というわけではない。
お互いにバランスもとれていて長い期間良好な関係のカップルは、恋人を決めるときの段階から似ている相手をあらかじめ選んでいるのだ。
今回は、結婚するならお互いに性格などが似ていたほうが良い理由を説明する。
こんな人にオススメ!
・彼氏と趣味が似ていて結婚したい
・夫と性格が似ているのに意味があるのか知りたい
・会社にいる夫婦が似た者同士
心理学者の実験
ある心理学者が、202組のカップルを数年間にわたって調べた調査結果がある。
それによると、良好な関係を長期間保っていたカップルたちは、性格、価値観、役割分担、興味、宗教的信条など、多くの物事について思考の一致が見られた。
ちなみに宗教的信条とは簡単に説明すると、クリスマスやバレンタインデー、ハロウィンなどのことだ。
それとは反対に、別れたり離婚などをしたカップルたちは、ほとんどの項目で考えが一致していなかった。
ほかの調査でも、カップルがお互いに似ているほど関係が安定するという結果がある。
この2つの調査結果は、普通に考えてごく自然な結論だ。
例えば、価値観が合わないカップルだと常にケンカや口論を繰り返してしまうため、精神的に負担が大きく、生活にも支障が出る。
自分と似ている価値観や性格の相手を選ぶからこそ良好な関係は続き、長く気持ちを分かち合えることが可能なのだ。
極端に学歴が違うカップル
釣り合う、という意味で言えば、極端に学歴が違うカップルや、どちらか一方が、
「この人と付き合うのは、自分だけが損をしている」
と強く感じるような場合もまた、二人の関係はうまくいかない。
自分のほうが優位であると感じている恋人が、片方に対して偉そうな態度をとったり、相手のプライドを傷つけるような言動をすることが増え、摩擦の多い関係になりがちだからだ。
つまり、結婚相手を選ぶのなら自分と似たような価値観や性格などの人を選ぶといい。
そうすればおのずと、ケンカや対立をする回数も少ない似たもの夫婦になれるだろう。
もし恋人とケンカをしてしまった場合は、以下の記事をチェックしておこう。
まとめ
長期間良好な関係のカップルは、恋人を決めるときに似ている相手を選んでいる。
関係が壊れたカップルたちは似ている部分が少なく、お互いに似ていないと、摩擦の多い関係になる可能性が高い。
幸せな結婚をしたいなら自分と似ている項目が多い人を選ぼう。