片想いの相手と恋人関係になれても離ればなれになってしまったら、とてもつらいことだ。
転勤や引っ越しなどでなる遠距離恋愛中のカップルには、いろいろな心理的負担がかかってしまう。
そして、その心理的負担が長く続くと、別れてしまう可能性もあるのだ。
今回は、遠距離恋愛の破綻しやすい理由について説明していく。
こんな人にオススメ!
・今現在、彼氏と遠距離恋愛中
・遠距離恋愛だけど結婚まで進めたい
・遠くに住んでいる彼氏の心理を知りたい
・彼氏と会えなくて不安
遠距離恋愛のストレス
遠距離恋愛の心理的負担には、次の4つがある。
1.リスクが高い
遠距離恋愛は一度会うのにも、大きな時間と金銭的コストがかかる。
お互いが離れた場所に住んでいれば合いにいくため、時間を仕事のスケジュールに合わせなければならない。
たまに会えるという理由で、お金の消費もいつもより多くなってしまう。
2.会える回数が少ない
会う回数が必然的に減るため、単純接触の効果の逆となってしまい、恋愛感情がだんだん薄れていく。
単純接触の効果とは簡単にいうと、繰り返し顔を合わすことや会話をすることによって、好感度や印象が高くなる効果のことだ。
単純接触の効果の詳しい説明は以下の記事を参考に。
3.相手を非難しやすい
遠距離恋愛は、相手となかなか会えないことや会話ができないことから不満が溜まりやすい。
また、遠距離恋愛だと電話やメールの回数が増えるため、面と向かっては言えないような不満や非難でも、つい吐き出しやすくなる。
例えば、遠距離恋愛中のカップルが日曜日に会う約束をしていたが、男性のほうで急な仕事が入ったとする。
そのようなことが何回も繰り返されると、女性が男性に会えない怒りに、
「今回は会えるって言ったのに!」
と相手に八つ当たりをしてしまうようになる。
だが、もちろん男性にも会えない怒りや寂しさが溜まっており、
「急な仕事が入ったんだ!仕方ないだろ!!」
というふうにお互いケンカになってしまい、最終的に自然消滅という形になってしまうのだ。
4.将来が見えない
相手がいつも傍にいれば、お互いの気持ちがわかりやすく、将来への希望や予測も立ちやすい。
だが、離れていることによって交際の全体像がぼやけ、とても強い想いをお互いに確認していないと、将来の予測も不安になりがちになる。
遠距離恋愛を結婚に
もし、遠距離恋愛の恋を結婚まで進めたいなら、なるべく4つの心理的負担を感じる時間が短いうちにゴールインしたほうがいい。
心理的負担が長ければ長いほど、お互いにストレスは募り、それが相手への不満や攻撃に変化してしまう。
物理的距離は心理的距離にもつながっているのだ。
まとめ
・遠距離恋愛のカップルには、さまざまな心理的負担がある。
・遠距離恋愛の心理的負担は、リスクが大きい、会う回数が少ない、非難しやすい、将来が見えない。
・遠距離恋愛を結婚まで進めるなら、心理的負担を感じないうちに結婚したほうがいい。
・心理的負担が長いと別れる可能性が高い。
・恋愛は物理的距離=心理的距離。