
趣味や性格が似ている夫婦でも説明したが、結婚は似た者同士のほうが上手くいく。
だが、似た者同士ではなくても上手くいくときがあるのだ。
今回は、似た者同士ではない結婚について説明していく。
こんな人にオススメ!
・会社に似た者同士の夫婦がいる
・彼氏と性格が似てないけど結婚したい
・彼女と趣味が合わない
似た者同士の恋愛
町を歩いている恋人を眺めていると、なんとなく似た者同士が多い。
ドラマなどでは、
「イケメンとブス」
設定のストーリーで話題になることがあるが、現実で見かけることは少ない。
このことは、マッチングセオリーといい、無意識のうちに自分と同じような異性を選んでいるからだ。
容姿だけではない。
趣味や意見、性格など、心理的にも似た者同士が、相手を選んで恋人になっていることが多い。
そのような相手のほうが、付き合いは上手くいくからだ。
だが、結婚になると話が変わる。
正反対の結婚
アメリカの心理学者ウィンチが25組の夫婦を対象に行った調査によると、相性の良い夫婦は正反対の性格同士の組み合わせだった。
例えば、恋人の片方が支配的だと、もう片方が服従的な性格だったり、片方が世話好きだともう片方が世話を受けたがる性格、というような感じだ。
確かに、亭主関白な男性には、従順なタイプの女性が合うイメージがあるし、
「私の夫は子どもみたいよ」
と会話をする話好きの妻は、ズボラ夫の世話を楽しんでいることもよくある。
このような、反対のタイプの者同士がお互いに補い合うことを心理学では相補性という。
恋愛と結婚は違う、という意見にも一理あるようだ。
まとめ
・マッチングセオリーとは、無意識のうちに、自分と同じような異性を選んでいるという心理。
・相補性とは、反対のタイプの者同士がお互いに補い合うこと。
・アメリカの心理学者ウィンチが25組の夫婦を対象に行った調査では、相性の良い夫婦は、正反対の性格同士の組み合わせだった。