収入が安定していて社会的ステータスも高い
国家公務員との結婚によるメリットで一番中頭に浮かぶのは、やはり収入面ではないでしょうか。
一般的な職業よりも給料が良く安定した収入を得ることができるので、安心して生活することができるのはもちろんなこと、将来計画も立てやすくなるというメリットがあります。
国から給与をもらっているので安定しているだけではなく、リストラもないので将来的なことを考えた時の安心感もあり精神的にも良いのも特徴です。
景気により左右されることがないので、より安定を求めている人の結婚相手にも適しているのではないでしょうか。
国の試験に合格しなければならないからこそ、簡単に誰もがなれるわけではなく社会的ステータスも高くなります。
社会的ステータスが高いということは信用されるということにも繋がり、良いイメージを持ってもらえたりローンを組む時にも有利に働きやすいのも利点の一つです。
福利厚生が充実している
福利厚生の面ではかなり充実しており、育休をはじめとした様々な休暇も取りやすかったりと、理不尽だと感じる働き方にならないのも魅力です。
出産や結婚、ボランティアなど休暇が多岐にわたるのはもちろんのこと、フレックスタイム制を導入していたり働き方改革に積極的だったりと利点は多くなっていたり、手当も様々なものがあります。
真面目な人が多い
公務員には真面目な人が多いというイメージが強いように、実際に働いている人も安定を求めている傾向にあるので堅実で真面目な人や、将来をしっかり考えている落ち着いた人が多いというのも良い点です。
遊ぶ相手なら真面目すぎるのは面白くないと感じるかもしれませんが、結婚となれば話は別であり真面目でしっかりした人と一緒になりたいと感じるのではないでしょうか。
国家公務員となれば基本的に根が真面目な人が多く、勉強もしっかりして合格して就くことができる職業なのでコツコツ取り組むことも苦にはならないタイプが多くなっています。
転勤が多く距離が遠いことも多い
国家公務員の場合には転勤が日本全国どこでもあり得るという点は頭に置いておくべきです。
もちろん全国いろんな場所に行ってみたいと考えている人にとってはメリットとも言えるかもしれませんが、そこで生活をするとなると難しいことも増えてきたり、住み慣れた場所で生活したいと考えるのは当然のことです。
転勤族となればマイホームを購入する場所で悩んだり、購入してしまうとパートナーだけを転勤先に行かせることになり、自分は残るという選択肢をせざる得なくなるケースもあります。
特に子供が小さい場合には、学校を転勤させなくてはならないなどの問題も発生するのでその点も理解しておきましょう。
新人では給与が高くない
給与が高くて安定しているとイメージが強い国家公務員ですが、新人から給与が高いというばかりではありません。
特に20代の頃には民間の方が給与が高かったり、あまり自由に使えるお金は多くないので不満に感じてしまいがちです。
徐々に給与は上がっていくので30代や40代になると、周りよりも給与が高くてホッとする場合が多くなります。
すぐに金銭面の不安を解消したいのであれば、国家公務員を狙うにしても20代ではなくある程度年齢を重ねていて給与が高い人をターゲットにするべきです。
新人の頃は給与もそれほど高くないのに残業が多かったり、良くわからないルールがあり不自由な思いをすることもあります。
基本的に残業はあまりないというイメージがある公務員ですが、国家公務員の場合には残業が多く深夜まで帰れないこともあるので、子供ができるとワンオペになってしまい辛かったり新婚時代には寂しい思いをする場合もあることは理解しておくべきです。
ストレスがかなり溜まる配属先の場合には自分も大変
一口に国家公務員といっても数多くの種類が存在しており、大変な部分にも大きな差があります。
配属された場所によってはかなり大変だったり、性格に合わずストレスが溜まってしまうことも珍しくありません。
パートナーが仕事でストレスを抱えてしまうと、家庭にもストレスを持ち帰ってきてしまい家全体がどんよりした雰囲気になってしまうことも大いにあり得る話です。
特に一般市民との関わりが多い職業の場合には、理不尽なことを言われても言い返すことができずストレスがかなり溜まってしまう人も多いので、うまくストレス解消をさせてあげる方法を考えなくてはならず、かえって自分がストレスを溜め込んでしまうこともあるので気をつけましょう。
国家公務員と結婚することに対してメリットはたくさんありますが、メリットばかりと考えているといざ結婚した時にデメリットが目についてしまい後悔することになりかねないので、最初からメリットだけではなくデメリットにも目を向けておくべきです。