旅行先や友人の家などに行って泊まる時、いつもとは違う枕で眠れないことがありますよね。
頭を支える役割を持つ枕ですが、睡眠に大きな影響を与える寝具の1つです。
ではなぜ枕が変わると眠れないことがあるのか、いくつかある理由をまとめました。
枕の高さが合っていないから
まず物理的な理由として挙げたいのが、枕の高さについてです。
枕に頭をのせた時どれぐらい沈み込むかは、枕によって異なりますよね。
そして沈み込み方には人それぞれ好みがあり、自分に合った沈み込み方でないと眠れなくなりがちです。
フカフカの柔らかい枕なら誰でも眠りやすいというわけではありません。
ほとんど沈み込まないような固めの枕を好む人もいますよね。
旅行先や友人の家などで枕が変わったら、沈み込み方がいつもと違ったりします。
頭の位置が少しズレただけでも、人は気になってしまうものです。
人は誰でも眠りやすい睡眠姿勢というものがありますが、枕が変わるとその睡眠姿勢が変わります。
枕の高さが全然合わな勝ったら、いつも通りにすぐ眠れなくても不思議ではありませんよね。
枕の高さが合わないとスッキリしないですから、いつまで経っても眠れず寝返りを打ってしまいます。
どうしても合わない時は自分で調整してみるのもいいかもしれませんね。
眠れないのは体からサインが出ているから
人には環境への適応性があり、自分の体にとって適した状態を選ぶようにできています。
もしも適さない場所にいたら不快ですし、とても辛いですよね。
そういう場所にいる時は、体からサインが出ます。
枕が変わると眠れないのは、そのサインが出ているという理由が考えられます。
つまり体が「いつもとは違う枕だよ」と教えてくれているのです。
このサインに敏感に気付いたら、本当は小さな違和感でも大きく感じてしまいます。
枕が違うことが異常に気になってしまい、ゆっくりと安眠できないのです。
枕が変わったことで体が痛かったり辛かったりと、とても気になってしまいます。
枕が変わると眠れないのは、体からのサインをキャッチしているからです。
恋愛における直感もそうですが、人間にはいろいろな感覚が備わっています。
枕が変わったことを強く不安に感じてしまうから
上記に挙げた以外の理由では、枕が変わったことを不安に感じてしまうのも大きいです。
ぐっすりと眠るためには、安心したリラックス状態になる必要がありますよね。
極端な話ですが眠る時にもしも興奮していたら、すぐ眠れるわけがありません。
枕が変わると不安が増大され、なかなかリラックス状態にはなれません。
特に子どもの頃から同じ枕を使っていたり、高さが少しでも変わると違和感を覚えたりする人は、不安に感じてしまいがちです。
何も気にしない人なら枕が変わったところで特に影響を受けませんが、ナーバスな人はおかしいと感じてしまいやすいです。
もしいつも使っている枕がない場合は、いつもと同じような枕に少しでも近付けることが重要です。
普段使っている枕カバーに変えるなど、いつも使っている枕に近付ければ安心する可能性があります。
ただでさえ旅行先や友人の家などは、眠る時の環境がいつもとは大きく異なります。
変わっているのは枕だけでなく、ベッドや布団なども変わっていますよね。
そのせいでますます不安を煽られやすくなっているため、枕の違いにも大きな不安を感じてしまうことがめずらしくありません。
枕が変わったらどうしても不安を感じてしまいますが、なるべく気にしないようにしましょう。