片思いをしている人や恋人がいる人なら、相手のことを全て知りたいと思うのが恋心だ。
特に他人には話しづらい、相手の悩み事や秘密のことなどプライベートな話を伝えられると、「この人は私に心を許してくれたのかもしれない」と嬉しい気持ちになる。
反対に相手が心を閉ざして自分のことを教えてくれなかったら、信頼していないと感じて悲しくなるだろう。
今回は、プライベートな情報を相手に伝えるメリットを説明していく。
自己開示を好きな人に伝える
他人に自分の情報を話すことを心理学では、自己開示と言う。深い自己開示を伝えるのは、仮面を付けた自分ではなく本当の自分をさらけ出す行為だ。
しかし、自己開示は簡単にできることではなく、本当に信用している人にしかできない。
自分のプライベートな内容を他人にすべて話して伝えるのは、勇気が必要になるからだ。
・「このことを伝えたら相手に嫌われないか」
・「自分の考えを理解してくれるのか」
などのことを深く考えてしまうと、簡単に自己開示をするのは難しい。だが恋愛関係と自己開示には、とても密接な関係があるのだ。
自分の悩み事を好きな人に相談すると、反対に相手からも好きになってもらえる。そのことについての説明は以下の記事を参考にしてほしい。
自己開示の実験
ある実験ではプライベートな情報を伝えれば伝えるほど、周囲の人たちから好意的に思われることが判明した。個人的な情報を教えてくれた人は、好感度がより増加するのだ。
また、自分の自己開示が深い内容であればあるほど、相手の自己開示も深くなることも判明した。
特に恋人同士の関係だと、深い自己開示をお互いに求める傾向が強い。理由は、恋人には本当の自分の姿を知ってほしいという気持ちが無意識に湧き起こるからだ。
自己開示をしない場合
先ほどとは反対に、
・「このことは話したくない」
・「それについては秘密」
という態度を多くとってしまうと、愛情そのものに疑問を持たれる可能性が強くなる。
それほど、恋人とは、全てのプライベートな内容を話し合うことができる関係だということだ。
相手に好意を持たれたければ、まずは勇気をふりしぼって自分自身を見つめ直し、それを自己開示をするといいだろう。
まとめ
自己開示とは、他人に自分の情報を教えることだ。勇気を振り絞って自己開示を行えば、相手にも好きになってもらえる。
恋人同士の関係は、深い自己開示をお互いに求めやすい傾向がある。
他にも片想いの異性に好意を持たれたいなら、以下の記事も参考にしよう。