同じ学校の友達や職場にいる同僚など、恋をする相手は傍にいる人の場合が多い。
幸せは意外と自分の近くにある、というのは、恋愛の典型的なパターンだが、これには心理的な理由がある。
今回は、恋愛は偶然を装って必然にした方がいい理由について説明する。
●こんな人にオススメ!
・好きな人が同じ学校、会社にいる
・片想いを成功させて好きな人と付き合いたい
・顔を合わせる機会が多い
・会話をするのが苦手
心理学の実験・単純接触の効果
心理学の実験では、同じような体格の四人の女性に、大学の聴講生になってもらった。
四人の女性には、それぞれ授業に出席できる回数が一人一人違う。
そして、学期の終わりに男子学生達に4人の女性の写真を見せて、一番好きになった男性は誰なのか、と質問した。
結果は、出席した日数が一番多い女性を選んだ人がもっとも多いというものだった。
このことを心理学で、単純接触の効果と言う。
出会った回数が多い人ほど無意識に好意的に感じることを証明した実験だ。
たくさんの人が近くにいる異性を恋人や夫婦に選んだりするのは、ただの偶然というわけではない。
単純接触の効果によって、相手をどんどん好きになっていったからだ。
単純接触の効果を利用する
もし、好きな人がいてその人に片想いをしているなら、可能な限り顔を合わせる機会を多くするようにするといい。
小さい用事をわざと作って顔を合わせに行くとか、相手がよく行っているお店などにたまに出入りするなどをして、会う回数を自分で増やすのだ。
最初のうちはたいした会話は出来なくても、だんだんと顔を合わせるだけで好感度は自然と高くなる。
恥ずかしくてメールやTwitterで会う回数を多くしよう、という女性が多いが、それでは意味がない。
メールや電話ではなく、直接顔を合わせるのが一番効果的だ。
そのうち会話を続けていくなかで、
・「よく会うね」
・「偶然だね」
と声がかけられるようになれば一歩全身。
少しずつ自己開示を重ねることで、相手の心の中にだんだん居場所を作っていくことが可能だ。
まとめ
単純接触の効果とは、何回も会った人を好意的に感じることだ。
単純接触の効果を恋愛に使うときは、何回もその人に会うといい。
うまくことが進めば、基本的な挨拶だけで仲良くなれる。