言葉にしにくい不安を感じている
布団がないと寝れない人は内面に不安を抱えていることがあります。
その不安感から布団がないという状況に対して、より嫌悪感やストレスを募らせているのです。
布団は就寝中の体を守ってくれるいわゆる盾のような心理的役割を持っています。
例え布団がなくても気温的に大丈夫な季節でも、なんだか布団がないと寝れないという場合、もやもやした不安で本当は心が押しつぶされそうという心理のあらわれによるのです。
その不安を簡単に言語化できれば楽になりますが、片思いなど複雑な恋愛の悩みの場合ではまわりに相談しにくいことも出てきます。
そういった突発的ではなく慢性化しやすい不安が、布団がなければ寝れないというまわりからすれば些細な悩みにもつながりやすくなっているのです。
そのため布団がないと眠れないという本人には深刻な問題でも、まわりからは理解されづらく、誰にも相談できないことで深刻な睡眠トラブルのもとにもなりかねないのです。
リラックスを求めている
リラックスしたい気持ちの大きさが、布団と一緒に眠りたい気持ちに結びついていることがあります。
まじめな人ほど自由になれる睡眠時間には、質を求めているのです。
そのため布団がない状況に出くわせば、それだけ楽しみを奪われてしまうことになります。
布団なしには寝れないという人の多くは、日頃から人に弱みを見せたり頼ったりするのが苦手だという傾向があるのです。
恋愛においてはいくら恋人であろうと、自分自身の弱い一面を見られたくないと防御反応を示しています。
そういった堅く真面目な心理が、布団への依存度を高めているのです。
甘えんぼうな一面がある
誰かに甘えたいという、愛されたいタイプであることが多くなっています。
布団は頼れる相手、パートナーの象徴ともいえるため、そういった存在がないと落ち着いて眠れないというのは、甘えたりないと入眠できない子供っぽさを表すのです。
見た目や性格的に大人びていたり気が強い相手でも、甘えんぼうな隠れた一面があります。
仕事場ではツンとしていたりクールに思われていても、プライベートや恋愛では途端に心を許した相手にだけはデレデレしやすいタイプです。
環境や人間関係からストレスを感じている
普段はそうでもないのに急激に布団がないと困るようになったら、それはストレスを感じている証拠になります。
突然の心理状態の変化は、ストレスが原因なことが多いです。
この場合布団に対して執着を見せているということは、表面的に解決できるストレスというよりも環境だったり人間関係によるものが大きいと考えられます。
また三角関係やパートナーの浮気といった、自力で解決できないトラブルが横たわっていることも少なくありません。
布団がないとおちおち睡眠をとれなくなっているのなら、まずはストレスのもとに気づいて遠ざけるか解決の一歩を探ってみるのも一つです。
ネガティブに考えやすい
ポジティブに起こった状況を捉えづらい、ネガティブな気質があります。
予期しない出来事をうまく解決したりかわしたりすることが不得意のため、問題をストレートに受け止めやすいタイプです。
ネガティブな心理状況に強く傾いているため、寝れないという大きなプレッシャーやドキドキ感が上回っているのです。
責任感が強いことから、プレッシャーに対して過敏になっています。
また与えられた状況から逃げるような無責任なタイプではないため、最悪なパターンを考えて心身ともに身動きがとりづらくなっているのです。
またこういったネガティブなタイプは恋愛でもまじめな優等生タイプになりやすく、恋人の浮気を許せなかったり、完璧な恋人でいようと自分自身を追い込んでしまいます。
ストイックすぎて却ってネガティブに発想に陥りやすく、一人だけでは息抜きが苦手なタイプなのです。
刺激よりも慣れたルーティンを好んでいる
布団がないのに気にしないという刺激に対して前向きな反応を示すのは、恋愛でもチャレンジャーで肉食タイプが多く、一方で浮気率も少ないとはいえません。
逆に慣れた布団がないと寝れない一見繊細すぎともとれるタイプの場合、恋愛では草食系と呼ばれる大人しいグループに入ることが多いです。
刺激ではなく、いつものルーティンや癖を好んでいるので冒険心が低く、恋愛経験数は平均より少なくなり浮気に走りにくい傾向があります。
布団がないと寝れない心理はそれだけいつもの慣れている環境の方が落ち着く、チャレンジして時間を無駄にしたくないという冷静な考えからきているのです。
アドリブに弱い完璧主義
アドリブで立ち回ることに弱いため、就寝時の環境の違いに対して大きな反応を示しています。
そういう場合完璧主義の傾向があり、自分自身が予測していないことへの対応力はどうしても弱くなります。
そのため裏を返せば、嘘をついたり騙したりすることができない素直なタイプです。
完璧主義でいつでも予想の範囲内で物事が起こることが当たり前になっている人にとっては、布団がない状況で追い詰められてしまうこともあります。
周囲からすれば気にしすぎだと感じることでも、完璧じゃないと許せないという心理状況がさらに拍車をかけているのです。
本来なら布団の有無で寝られないわけではないのに、布団がないという心理的ダメージが一人歩きしています。
なので恋愛でも自分が知らないところで起きる浮気への心理的ダメージを受けやすく、パートナーの一回の浮気を見過ごすことができません。
性格の不一致などよりも破局の一番の原因になりやすいです。
強がっていることを気づいてほしいと無意識に考えている
強がっていても心の内では誰かに気づいてほしいという心理が、布団がないと寝れないという分かりやすい状況を生んでいます。
布団がないのはちょっとした動機にすぎません。
布団というシールドがない状態で寝られない様子を誰かに気づかれて、心の奥を打ち明けたいという心理を垣間見ることができます。
つまり強がって無理矢理寝ようとしたり寝たふりをする選択肢を手放しているのです。
あえて寝られない自分自身をまわりに気づかせようとするのであれば、それは自身の弱さを周りに見てもらいたいという裏返しになります。
強気でプライドが高いと周囲からイメージで思われていることに、内心違和感を覚えているのです。
その現状をよしとせずに、心ではどうにかしたいともがいています。
現実と理想の思わぬギャップを抱えているのです。
だからこそ布団というきっかけをもとに、弱さをさらしたいと深層心理では訴えています。
本来なら言葉やコミュニケーションでそれを打ち明ければいいのに出来ないということは、それだけ口下手な証拠です。
こういった内面と外面の温度差が出やすい人は、好意を告白で伝えることも苦手で、恋愛ではどんなに好きな相手ができても告白を待っている奥手タイプになります。