人間はだれしも、時には自慢話をすることがあるものでしょう。
しかし、中には口を開けば自慢話ばかりという女もいます。
そういう人が身近にいるとうんざりさせられるに違いありません。
では、自慢話ばかりする女にはどんな特徴があるのか、主に心理面に注目して紹介しましょう。
自己愛が強く、自分以外の人には興味がない
自慢話ばかりする女は、「自分大好き人間」です。
自己愛が強いわけですが、自分のことが好きなために、常に自分のことばかり考えています。
人間、大好きな人がいれば、その人のことをほかの人に吹聴しようとするものでしょう。
たとえば、大好きなタレントや俳優がいれば、友達と会話している時に、その人の魅力を友達に話すということがあるに違いありません。
自己愛が強い女は、つまり、大好きな自分の魅力を人に知ってもらいたいと思っているため、自慢話ばかりするのです。
また、自慢話ばかりする女は、自分以外の人についてはほとんど興味がありません。
そのため、相手が自分自身のことを話している時は、その話をまともに聞こうとはしないのです。
人が自分の話している時も、次にどんな自慢話をしようか考えているのが、自慢話ばかりする女の特徴ということになるでしょう。
自慢話ばかりする女性は人から注目されたい
自慢話ばかりする女には、承認欲求が強く、人から注目されたいという心理的特徴もあります。
おおぜいで話をしているとしましょう。
その時に自慢話をすると、ほかの人から注目を集めます。
中には「それはすごいわね。うらやましい」とほめてくれる人もいるでしょう。
ほめている人は、相手に調子を合わせているだけで、本心からほめているわけではないかもしれません。
お世辞でほめるということも人間にはよくありますが、自慢話ばかりする女は、それをお世辞だとは思わず、「人から承認された。人から評価された」と考えるのです。
自慢話をし、人からほめられたりうらやましがられたりされることで、承認欲求を満たしていると考えていいでしょう。
自慢話ばかりする女性は負けず嫌い
相手に対して上から目線になっているのが、自慢話ばかりする女の心理ということができるでしょう。
自分のほうが相手よりも上だという意識があるからこそ、「自分はこんなにすごい」というアピールをするのです。
つまり、自慢話ばかりする女は、常に人と自分を比べて、自分の優位性を主張しようとしているわけです。
たとえば、友達が、「うちの子は作文を書いて、先生にほめられた」という話をしたとしましょう。
すると、自慢話ばかりする女は「うちの子は作文コンクールで1位になったことがある」という話をします。
そこには、相手の子よりも自分の子の方が優れていることをアピールしたいという意識が働いているに違いありません。
人がブランドもののバッグを買えば、「そのブランドのバッグなら、いくつも持っている。自分の方がもっと高級なバッグを持っている」と主張します。
自慢話ばかりする女は、ようするに負けず嫌いなのです。
相手に負けたくないという意識が強いために、自慢話をすることで自分の優位性を誇示していると考えていいでしょう。
自慢話ばかりする女性は欲求不満
自分の現状に満足することができず、フラストレーションを感じているというのも、自慢話ばかりする女の心理的特徴です。
人間、今の自分に満足していて、精神的に満ち足りた状態であれば、あえて人に自分の自慢話をする必要はありません。
黙っていても、しあわせな気持ちでいられるからです。
自慢話ばかりする女は違います。
人間関係がうまく行っていないとか、夫に不満があるとか、仕事に悩みがあるとか、何かしらの原因で欲求が満たされていないために、幸福を実感することができません。
そのため、人に対して自慢話をすることで、そうしたフラストレーションを解消し、少しでもしあわせを実感したいと考えるのです。
自分を客観的に見ることができない
自慢話というのは、人から見るとみっともないことと言っていいでしょう。
聞かされる方は決して楽しい話ではありませんから、自慢話ばかりする人に対しては、人は悪い評価をするものです。
つまり、人から嫌われているのが自慢話ばかりする女なわけですが、本人にはその自覚がありません。
みっともないことをしている自分を客観的に見ることができないため、人から疎まれていることにも気づきません。
その結果、いつまでも自慢話ばかりするのです。
自分を客観視できないために、悪い癖を改めることができないのが、自慢話ばかりする女の特徴と言うことになるでしょう。