携帯メールは若い人から年老いた人まで使えるようになると同時に、恋愛の成功率が格段に上がるようになった。
メールはその手軽さから、電話よりも軽い気持ちでメッセージを伝えることができる。
お互いのコミュニケーションの量を、今までよりも確実に増やすことができるのだ。
しかし、メールを頻繁に使い続けると、恋人同士の心理的距離を遠ざけてしまう可能性がある。
今回は、携帯メールのデメリットについて説明していく。
携帯メールの恋愛
メールは確かに便利な物で手軽に扱えるのだが、使いすぎると反対にお互いの心理的距離を遠ざけてしまうときがある。
それは、メールという存在の捉え方に違いがあるときだ。
例えば、恋人の片方がメールを重要なコミュニケーション手段だと考えているのに対し、もう片方はただの情報を伝え合う手段だと捉えているとする。
この場合、文章の書き方や返信の量、返信時間などに差が出てくる。
「今日はとてもいい天気だね」
「明日はなにをする予定?」
「美味しい飲食店を見つけたから次は一緒に行こうよ」
などとメールが来た場合、返信をする必要はないと判断し、放っておいたり、
「わかった」
などと短い文章ばかりで済ませていると、相手の気分を悪くしてしまう。
相手にとっては、親密度を上げれる大事なコミュニケーションを拒絶されたのだから、自分自身を拒絶されたような心理になるのだ。
「恋人の関係を大切に思っていない」
と考えてしまい、裏切られたような気分になってしまう。
一方、情報を伝え合う手段としか捉えていないほうからすれば、
「意味のないことを、なぜいちいち送ってくるんだ」
という考えでいるから、自分からの返信は必要なものだけとなってしまう。
恋人に愛情や関心が少ないわけではなく、メールで想いを伝えようという心理があまりないのだ。
このようなメールに対する考え方は、恋人の間でも起こりやすく、それが愛情をなくさせる原因にもなってしまう。
メールに込められている本当の感情を、どれだけ正確に読み取れるかが重要になるのだ。
まとめ
・メールは便利な物だが、メールという存在の捉え方に違いがあると、反対にお互いの心理的距離を遠ざけてしまうことがある。
・メールに興味がない人は愛情や関心が少ないわけではなく、メールで想いを伝えようという心理があまりない。
・メールに対する考え方は、恋人の間でも起こりやすく、愛情をなくさせる原因にもなる。