
好きになった人にアプローチするには、会う機会を設けるのが必要です。
でも、まだあまり関係の深くない相手と自分から会う機会を作るのは大変。
もしも自分から食事に誘うなどのアプローチをしたら、「がっついてるな」と思われ相手も引いてしまうかもしれません。
恋愛において、最初の段階で「この人がっついてるな」とは思われたくないものです。
むしろ内気な人が相手なら、のがしてしまう可能性もあります。
そうなる前に、まずは関係性を深めましょう。
がっついてると思われず、なおかつ関係性を深めるために必要なことは、偶然を装って相手と会うことです。
会う機会が多いと好きになる?「単純接触効果」
心理学において、偶然会う機会が多いと、好きになる可能性も高いとされています。
これは「単純接触効果」または「ザイアンスの法則」と言われています。
はじめは興味がなかったり、特に好意を持っていなかったとしても、何度も見たり聞いたりするとしだいに良い感情が生まれてくるという法則です。
なので、偶然会う機会を増やすことは、恋愛としても心理学的にも非常に効果的と言えるのです。
同じ職場や学校の相手と偶然会う機会を作る
それでは、どうやってその機会を作るべきでしょうか。
まずは、その人が自分とどういう関係なのかを考えてみましょう。
仕事で同じ職場なのか、同じ学校なのか、それともまったく別の場所で出会ったのか。
同じ職場、学校なら会う機会を作るのは比較的簡単です。
まずはなんとなく相手の視界に入れるように、相手のいる部署や教室の近くに行く機会を増やしましょう。
もちろん、周りの人に怪しまれないよう、仕事などはしっかりするのが大切です。
恋愛と仕事を両立するのは大変ですが、仕事をしっかりしてこそ恋愛ができます。
観察する場合は言い訳を用意しておく
また、なぜそこにいるのかを聞かれた時に、言い訳ができるようにするとよりスムーズに動けるでしょう。
言い訳がないと、周囲の人に恋愛にうつつを抜かしているなどの勘違いをされてしまいます。
自分が気になる相手であればいいのですが、違う人を好きだと勘違いされると非常にめんどくさいことになりがちです。
なので、できれば当り障りのない言い訳を考えておきましょう。
仲のいい人には恋愛のことだと打ち明けてもいいかもしれませんが、相手は選ぶのが重要です。
また、頻度を増やしすぎると度を越してストーカーと思われかねません。
1日に何度も見に行くことは避けて、1日に少しずつ観察してみましょう。
気になる人の行動パターンが見えてきたら…
さて、何度か見に行くとその人の行動パターンが見えてくるはずです。
どんな人でも習慣になっていることや場所はあるもの。
見えてきたら、それに合わせて自分も行くようにしましょう。
まずはその人が先にその場所にいるような時間に行くこと。
そして最初は気づかないふりをすること。
近づいて自分に気づかれて、挨拶をされたらちゃんと覚えていてもらえています。
そこで話す機会を何回か作ってみましょう。
もはや偶然ではなくなり、印象がよければ二人にとっての習慣になります。
そこから発展する恋愛も少なくありません。
違う職場や学校などの場合
上記の例は同じ職場などの場合でしたが、違う職場、業種の人だとどうでしょうか。
もしその相手に自分と共通の友人がいる場合は、食事の機会をセッティングしてみるといいでしょう。
ここでは複数人呼び、2~3人だけではなくなるべく大人数の飲み会をセッティングします。
そうすると意識されることなく、偶然を装って気になる相手に会う機会が作ることができます。
飲み会のセッティングがむずかしい、めんどくさいという場合には、少し回りくどいですが共通の友人にお願いしてみるのも手です。
呼びたい人の中に、気になる相手を混ぜてみましょう。
また、相手の通勤・通学経路が近いようなら、時間を合わせてみましょう。
いつもの通勤経路に知り合いがいたら普通は気になってしまうもの。
それを利用して、相手の目に入る機会を増やすのです。
印象がよければ、話をすることも自然と多くなることでしょう。
家の周りを伺うのはNG!
恋愛において、好きになった人と会う機会を増やすのはとても重要です。
その中でも偶然を装って会う機会を増やすのは難しいことと言えるでしょう。
なぜなら、とても慎重にやらなければストーカーと勘違いされてしまうからです。
もしそうなってしまったら、アプローチどころではありません。
一番ストーカーと勘違いされやすいのは、家の周囲をうろつくことです。
あなたは相手のことを気になっていても、まだ相手があなたのことを好きかどうかわからない状況ですよね。
そんなときにまだ良く知らない人が家の周囲をうろついていたら、男性であっても怖く感じてしまうでしょう。
また、近所の人に見つかるとよくない噂も立つかもしれません。
なので、家を知っていても、近づくことは絶対にやめましょう。
周辺の駅もできれば避けたほうが無難です。
近づくとしても同じ路線などにとどめておくのが、怪しまれにくいギリギリのラインでしょう。