片思いをしていると、相手の一つ一つの言動に「もしかして脈アリ?」とか「これって脈ナシかも」と一喜一憂してしまうものです。
中には、「一喜一憂するのに疲れた」と感じている方もいるでしょう。
ここでは、片思いで一喜一憂することに疲れた時はどう対処したらいいのか、おすすめの方法を紹介します。
思い切って告白する
ひそかに片思いしている状態が続くと、一喜一憂する状態も続いてしまうことになりがちです。
この状態から抜け出すための、もっとも有効な方法は、「思い切って告白する」ということでしょう。
一喜一憂することに疲れたと感じているということは、それだけ片思いの状態が長く続いているに違いありません。
それをさらに長く続けると、精神的にさらに疲弊してしまうリスクがあります。
ですから、この際、「告白する」という選択肢を考えてみてはいかがでしょうか。
「いきなり告白するのはハードルが高い」という場合は、食事などに何度か誘い、二人きりで話すことに慣れたところで告白するというやり方がおすすめ。
ポイントは、直接会って、口頭で告白することです。
勇気がいることではありますが、今の苦しい状態を脱出するために有効な方法であることは間違いありません。
自分の心を見つめなおしてみる
「告白するのは、ちょっとムリ」としり込みしてしまう人もいるでしょう。
そんな人におすすめしたいのが、自分の心と向き合ってみるという方法です。
片思いの相手について、自分はほんとうのところどんな感情を抱いているのか、一度、見つめなおしてみましょう。
「そんなこと、見つめなくてもわかってる。強い恋愛感情を抱いているからこそ、一喜一憂するのだ」と思われるかもしれません。
恋愛感情を抱いていることはたしかかもしれませんが、その感情は、以前とまったく変わっていないでしょうか。
「一喜一憂することに疲れた」と感じるようになったのは、その感情に変化があったためかもしれません。
好きなことには間違いなくても、以前よりも恋愛感情が薄れていて、そのため「こういう状態には疲れた」と感じるようになったのかもしれないのです。
もし、恋愛感情が薄れているのだとすれば、一喜一憂する必要もなくなります。
相手と少し距離を置くことで、気持ちが楽になるかもしれません。
その判断をするために、一度、自分の気持ちをあたらめて見つめ直してみてはいかがでしょうか。
新しいことを始めてみる
片思いの人がいて、その人のことばかり考えていると、どうしても一喜一憂することになってしまいます。
それを改善するには、ほかのことに意識を向けるのが一番です。
おすすめしたいのが、何か新しいことを始めるというやり方。
たとえば、友達のやっている趣味を始めてみるとか、これまでやったことのない趣味のサークルに入ってみるとか、何かのスクールに通ってみるとかしてみましょう。
人間、何か新しいことを始めると、自然に意識がそのことに向くようになるものです。
スポーツのサークルに入ったとしましょう。
そうすると、そのスポーツを会得するための努力が必要になってきます。
最初はまったくの初心者なのですから、ルールを覚えたり、基本的な動作を身に着ける必要がありますから、自然にそれに集中するようになるでしょう。
その趣味をやっていない時でも、頭の中に趣味に関することが浮かんでくるようになりますから、その分だけ、片思いの相手のことを考える時間が減るに違いありません。
その結果、「一喜一憂するのに疲れた」という状態が改善されるというわけです。
友達や家族と過ごす時間を増やす
その言動に一喜一憂してしまうほど強い恋愛感情を持っていると、一日中その人のことばかり考えるようになってしまいます。
それが、さらに気持ちを疲弊させてしまうと考えていいでしょう。
この状態を改善するために有効なのが、友達や家族を過ごす時間を増やすというやり方。
好きな友達や家族と過ごしている時間が多くなればなるほど、片思いの相手のことを考える時間は減っていきます。
片思いの相手のことを考える時間が減っていけば、自然に一喜一憂することも減るに違いありません。
たとえば、「週末には友達といっしょに旅行へ行く」という予定を入れていたとしましょう。
友達との旅行は大変な楽しみに違いありませんから、頭の中には「旅行、楽しみ」という意識が常にあるはずです。
そういう意識があれば、片思いの人のことばかり考えて、その言動に一喜一憂して疲れるということも減るに違いありません。
また、友達や家族と過ごす楽しい時間が、片思いで疲弊した心を癒してくれることもあるでしょう。