
男性が女性に恋愛ソングを聴かせる心裡
もしかしたら自分に好意を持っている?
そんな相手の男性が同席した車内などで、恋愛ソングを流してきたらどう受け取ればいい?
こんなとき男性はいったい何を考えているの?
今回は、そんな男性が女性に恋愛ソングを聴かせているときの心裡について考えてみたいと思います。
恋愛ムードを演出し良い雰囲気をつくりたいから
男性が女性に恋愛ソングを聴かせる理由は、多くの場合、好意を持った相手と一緒にいる場において良い雰囲気をつくりたいからという目的があげられます。
車内やほかの場所でも、恋愛中の二人がずっと絶え間なく会話するということは通常考えられませんよね。
会話の間があったり無言の時間だって長いはず。
そんなときの緊張感やきまずさを紛らわすために恋愛ソングを二人のあいだに流すことで良い雰囲気の演出につながります。
学生でも社会人でも休みの日の時間というものは限られていますよね。
そんな貴重な時間をあなたから奪うことになる男性は、少しでも恋愛ムードを演出し、楽しい思い出として想ってもらえるように空き時間も最大限有効活用できるように恋愛ソングで埋めているとも考えられるのです。
恋愛中の心裡・行動・セリフの参考になるから
恋愛ソングの歌詞のなかには、さまざまなエピソードや恋愛における心裡描写や行動のヒントが歌われていることも多いもの。
不器用な男性はそういったところからもさりげなく女性へのアプローチの参考にしています。
たとえば、好意を持った女性とデートをする男性は、相手を不快にさせないように事前に一生懸命デートプランを考えることが多いです。
友人からアドバイスをもらったり、インターネットで調べてみたり。
ところが、実際のデートは感情を持った人間同士。
行き先や伝えたいこと、聞きたいことなど、あらかじめおおまかに計画しておくことはできても、行き先までの移動途中など、ほとんどの瞬間はアドリブになります。
当然ながら、行って見なければ何が起こるかわかりません。
さらに、多かれ少なかれ緊張することから、つい会話が途切れがちになってしまうこともあるでしょう。
そんなときに、お守りやバイブルがわりに恋愛ソングをランダムに流しておくことで、恋愛ムードづくりのほか、ふとした瞬間に使えるアイディアをひらめいたり恋愛めいたセリフが浮かんだりすることにも期待しています。
言えないセリフを代弁してくれる恋愛ソング
もし人見知りで無口なタイプの男性なら、自分が相手の女性にいいたいけれど言えないセリフを恋愛ソングにかわりに言って(歌って)もらって、想いが伝わることをひそかに望んでいるというパターンも考えられます。
女性がおしゃべりに比較的抵抗が無いのに対して、男性は会話や感情表現、共感能力や気遣いを苦手としていることが多いものです。
これは、生物学的に古来より女性は、子育てをして家を守っていくなかで他の女性と協力して生きていくことが避けられないのに対して、男性は外で働き、ときには他者と競争するなかで生きることを余儀なくされる環境にあったからでしょう。
(もちろん、男女平等をめざす現代社会ではこの限りではなくなってきています。)
直接的で情熱的なラブソングではなく、間接的でさりげない片思いなラブソングであったなら、それはもしかしたら貴女へのメッセージかもしれません。
そんな男性の心理をどう受け止めればいいの?
これまで見てきたとおり、男性が女性に恋愛ソングを聴かせる心裡としては、雰囲気を良くしたい、恋愛の参考にするお守り、伝えたいメッセージの代弁などです。
どれも相手女性に向けられた好意であり、男性なりの求愛行動の一部としてみることができるでしょう。
女性との時間をよりよいものにしたいという想いの表れですから、特に気負うことはありません。
むしろリラックスしてやさしく受けとめてあげるくらいでよいでしょう。
まとめ
女性と同様に男性も、恋愛中は相手に良い印象をもってもらいたいと一生懸命になるもの。
女性に恋愛ソングを聴かせる心裡としてはやはり、恋愛ムードを演出し、一緒に過ごした時間が「恋愛」だった、「デート」だったとして相手の思い出に残るようにしたいという想いなのです。
「寒い」「くさい」などとは思わずに、「わたしのためにしてくれているのかな」「緊張してるのかな」「不器用なのね」「一生懸命なのね」とおおらかにあたたかい目でとらえてあげるようにしましょう。