
お互いに気持ちが通じ合って晴れて付き合うことになると、恋人としてお揃いの物を付けたくなるという人がいますよね。
恋人になれたからこそお揃いの物を付けたいと考える人には、ある心理が見られます。
恋人がお揃いの物を付ける心理を把握すれば、相手が何を恋愛に求めているのか、何を大事にしているのかをも知れるかもしれません。
恋人がお揃いの物を付ける心理とは、いったいなんなのでしょうか?
今回は、恋人がお揃いの物を付ける5つの心理を説明します。
恋人である証が欲しい
「私たち付き合ってます」と言葉で言っても、その関係は二人の口約束に過ぎないですよね。
付き合っている証として何かが欲しいと感じる人は、お揃いの物を付けることによって、その思いを解消できることがあります。
お揃いの物が何もない状態で二人で歩いていても、「兄妹かな?」と思われたり、異性の友達関係だと思われてしまうことがありますが、そこにお揃いの物が一つでもあると、恋人同士だということを察知しやすいですよね。
傍から見て、恋人関係だと分かる証が欲しいと望む人は、お揃いの物を付けたがります。
「私たちは恋人関係です」ということを言葉にしなくてもお揃いの物を付けているだけで分かり、周りに知らしめることができるため、恋人であることの一つの証拠として持っていることが多いでしょう。
「自分のもの」という表現
離れている時、相手がどこで何をしているか気になるという人も少なくはありませんよね。
もしかしたら他の人に誘惑されているかもしれないと、不安になってしまうこともあるでしょう。
恋人でお揃いの物を付ける人の中には、「自分のもの」ということを、自分が居ない時に示すための道具として活用している人もいます。
例えば相手の物と合わせると一つの形が出来上がるようなアクセサリーを身に着けていれば、それを見た周りの人は「片方は恋人が持ってるんだ」と恋人がいることを察知しますよね。
何もつけていない状態だと、そこに恋人の存在があることを疑わず、どんどんと距離を縮めてしまう可能性が出てきます。
「自分のもの」という表現としてお揃いの物を相手につけさせている場合は、独占欲が激しく、嫉妬深い傾向にあると言えるでしょう。
特に、恋人と一緒に居られない時に役立つと考えている人の場合は、浮気の予防策として用いていることも考えられます。
恋人でお揃いの物を付けるという人の中に多い心理は意外とこのタイプが多く、独占欲や嫉妬心を恋人に見抜かれないようにしつつ、予防策をとっていると言えるかもしれません。
付き合いたてのうちから、「お揃いの物を付けよう」と相手に迫る場合は、このような心理が隠されている可能性が高いでしょう。
独占欲の強い男性は、嫉妬することも多いため、DVに走りやすい傾向があります。
彼氏の独占欲が強いなら、今のうちに対策をしておくといいですね。
物を見ることで思い出せる
お揃いの物を見える位置に持っておく、身に着けておくことで、お互いのことを思い出すことができるという意味で、お揃いの物を付けている場合もあります。
なかなか会えない関係だったり、お互いに気持ちが強い二人であれば、離れている時も相手を身近に感じたいと思うことでしょう。
例えばブレスレットでお揃いの物を付けておけば、手を使うたびにブレスレットを見て、「今何してるかな」と思い出したり、「自分にはあの人がいるから」と思い出すことができますよね。
相手が実際に存在するということ、離れていても恋人として近くにいるということを、一緒にいない時でも感じられるように付けていることもあるでしょう。
こうした思いの中でお揃いの物を付けているカップルは、お互いの存在をとても必要としていて、心の支えになっているという状態です。
その「物」を見ることによって、自分の力になったり勇気づけられたりと、相手を思い出すことが自分の為になるのでしょう。
お互いに仕事が忙しくてなかなかデートできない、遠距離恋愛で会いたい時に会えないなど、相手を必要としているのにそばに居られないという状況のカップルは、相手のことを思い出すための道具として、お揃いの物を付けている可能性があるのです。
仲が良いことを周りにアピールしたい
あまり関係が良くないカップルであれば、わざわざお揃いの物を付けようとはしないですよね。
その点、同じものを身に着けていたり持っている場合、周りの人がそれに気付くと、「仲がいいんだな」と気付くことができます。
例えば恋人が同じ職場にいる場合、仕事中ということもあり、なかなか職場では仲良くすることができません。
周りが交際していることを知っていたら、その姿を見て「あれ?あまり話したりしないけど別れたのかな?」と感じることも。
しかし、あくまで職場は「仕事をするところ」と割り切っているだけであり、そこにはそれ以上の理由はありません。
そのような時、職場の人に変な誤解を与えたり、噂を広められないために、お揃いの物を付けて、「仲が良いです」ということをアピールしていることもあるのです。
いちいち周りに説明したり釈明したりすることが面倒くさい、しかし何か証拠として周りにアピールはしておきたいという思いで、お揃いの物を付けている場合も。
このようなカップルの場合は、あえて周りに自分たちのことを説明したり相談したりはしないことが多いです。
例え「あのカップル別れたのかも」と噂されたとしても、二人がお揃いの物を付けていれば、「別れてなかったんだ」と解釈してもらえるため、周りへの無言のアピールととることができるでしょう。
恋人に気持ちを知ってもらうため
これまでに多かった理由とは別で、恋人に自分の気持ちをきちんと知ってもらうために、お揃いの物を付けているというパターンもあります。
例えば恋人が自分のことを疑っている、本気で好きかどうか不安がっているという状況の場合、お揃いの物を付けることで相手を少なからず安心させてあげることができますよね。
自分と同じ物を付けているというだけで、「自分のことを思ってくれているんだ」「嫌がったりしないんだ」と、多少なりともその行動は不安がる恋人を安心させます。
「これだけ本気なんだよ」
「ちゃんと同じ気持ちでいるよ」
ということを、恋人に知ってもらうためにお揃いの物を付けているという場合は、独占欲や嫉妬という感情からではなく、純粋に相手を思う気持ちから来るものです。
それだけ相手を気遣っていること、思っていることを、恋人だけには分かって欲しいという思いで付けている人も。
相手を安心させるためにお揃いの物を付けるというタイプの恋人であれば、普段から優しかったり気遣いができる大人な人間だということが分かります。
気持ちを表現してくれている以上、変な疑いを持ったり責めたりせず、「思ってくれているんだ」という自信を持つことが大事になるでしょう。
それを感じ取ってお互いに思いやれるようになれば、二人の関係はこれからも良い状態が続きます。
まとめ・恋人がお揃いの物を付ける5つの心理
・「自分のもの」という表現
・物を見ることで思い出せる
・仲が良いことを周りにアピールしたい
・恋人に気持ちを知ってもらうため
恋人でお揃いの物を付けるというカップルは多く見受けられます。
特に付き合って間もない時には、付き合っている証として欲しがる人が多いですよね。
自分のものであることをアピールする目的のために付けている人もいれば、不安がる恋人のためを思って付けている人もいます。
お揃いの物を付ける「理由」によって、恋人が何を望んでいるのかを知ることができるかもしれません。