心理学には、ランチョンテクニックという言葉があります。
ランチョンテクニックというのは、いったいどういう意味なのでしょうか?
今回は、ランチョンテクニックの意味を説明します。
こんな人にオススメ!
・ランチョンテクニックという言葉を聞いたことがある
・好きな人がいるけど関係が進展しない
・今度、好きな人とでかけることになった
・彼氏とデートするけど、どこに行くか決めていない
ランチョンテクニックの意味
ランチョンテクニックとは、アメリカの心理学者グレゴリー・ラズランが明らかにしたものです。食事をしながら相手と話すことで相手に良い感情を持たせられる、ということをランチョンテクニックといいます。
例えば、相手にこちらの意見を受け入れてほしいとき、ふつうに話すだけでは時間がかかります。
最悪、意見を受け入れてくれないかもしれません。
しかし、美味しいものを食べながら交渉をすると、相手は話しを受け入れやすくなるのです。
食事をしているとき、相手はその食べ物にポジティブな印象を持ちます。そのポジティブの印象が、話している相手や内容にも影響するのです。
美味しいものを嫌う人はいませんので、相手にこちらの話を受け入れてほしいときは、食事をしながら交渉をするといいですね。
ランチョンテクニックの実験
実際に、グレゴリー・ラズランが行った実験があります。
彼は被験者たちと食事をし、自分のさまざまな政治的意見を説明していくという実験を行いました。
そして食事が終わったあと、被験者に自分の意見についてどう思ったかを聞いたのです。
その結果、被験者は食事をする前の状況よりも、彼の意見に対して好意的な評価を持っていました。
しかし、食事中に嫌な臭いがしている部屋で質問をされたときは意見に対して否定的な評価になったのです。
ランチョンテクニックを恋愛に使う
もし、あなたに好きな人がいるなら、食事をしながら会話をするようにしましょう。
ふつうの飲食店でも、ランチョンテクニックは効果を発揮します。ようは、美味しいものを二人きりで食べればいいのです。
好きな人が美味しいものを食べているときは、あなたにもポジティブな印象を持ちます。
すぐに応用できるテクニックなので、休みのときは好きな人と食事をするといいですね。
まとめ・ランチョンテクニックとは
ランチョンテクニックとは、アメリカの心理学者グレゴリー・ラズランが明らかにしたものです。
人は美味しいものや好きな食べ物を食べているとき、ポジティブな気持ちになります。そのときに相手と話していると、相手にもポジティブな印象を持つのです。
相手に話を受け入れてほしかったり交渉をするときは、美味しいものを食べながらするといいですね。
好きな人がいるときや、彼氏とデートするときなどにも役立ちます。