
料理初心者にもかかわらず、上手に料理を作れる女性もいれば、料理経験はそれなりにあるのに、いっこうにうまくならないという女性も少なくありません。
どうしてそういう差ができてしまうのか、ここでは、料理が下手な女性に注目し、どんな特徴を持っているか見ていくことにしましょう。
レシピ通りにやらない
どんなに料理が下手な女性でも、プロの指定したレシピを完全に守って、その通りに調理をすれば、大失敗するということはありません。
もちろん、包丁さばきの上手い下手とか、盛り付けのセンスなどによって、出来栄えに差ができることはあるでしょうが、レシピを守ってさえいれば、そうまずい料理が出来上がるということはないでしょう。
料理が下手な女性には、レシピ通りにやらないという特徴があるのです。
「自分は料理が下手」という自覚があるなら、レシピ通りにやればよさそうなものなのに、どうしてそうしないのか、それは、めんどくさがりだからです。
ちょっと手間のかかる下ごしらえや、ふつうの家庭にはないような調味料が必要な料理もあるでしょう。
めんどくさがりの女性は手間のかかる下ごしらえをパスしたり、家に指定された調味料がないと、買い物に行くのをめんどくさがるため、レシピ通りにはできません。
それで、おいしい料理ができないのです。
事前の準備をきちんとしない
行き当たりばったりで調理をするため、料理の出来栄えが悪くなるというケースも少なくありません。
一つの料理を上手に仕上げるためには、事前の準備が必要です。
テレビの料理番組を見ればわかる通り、必要な食材や調味料、調理器具などがすべてそろっている状況で、料理番組の調理はスタートします。
もちろん、家庭ではあそこまでパーフェクトに準備する必要はありませんが、準備をきちんとしていた方が、スムーズに調理ができることは間違いないでしょう。
料理が下手な女性は、準備を怠るため、調理しながら、「オリーブオイルはどこにあったっけ?」「揚げ物を上げるトレイはどこだろう」というように探しものばかりするようになります。
これでは、調理のタイミングが大幅にずれてしまいますから、レシピ通りにやっても出来栄えが悪くなるのです。
調味料の量がいいかげん
入れる調味料の量がいいかげんというのも、料理が下手な女性に共通する特徴でしょう。
言うまでもなく、料理の味は調味料によって決まります。
入れる調味料の量が少なければ当然薄味になり、多ければ濃い味になります。
薄くても濃くても、それが適量であれば、「上品でおいしい」「味がしっかりしておいしい」ということになるでしょう。
料理が下手な女性の料理がそういうことにならないのは、調味料が適量でないためにほかなりません。
調味料をきっちり計量することなく、目分量でいいかげんに入れてしまうため、おいしい料理にならないのですが、ありがちなのが、最初から大量に入れてしまうこと。
量が少ない場合は、味見をして後から足すことができますが、大量に入れすぎた場合は修正が聞きません。
そのため、「塩味がきつくてとても食べられない」とか「すっぱすぎてむせってしまう」というような料理になってしまうのです。
指定された通りの量の調味料を使えば、そこまでひどい料理にはならないでしょう。
味見をしない
味見をすれば、料理の味を修正することができるというお話をしましたが、その味見を怠るというのも、料理が下手な女性の特徴です。
たとえば、「毎朝かならず味噌汁を作る」ということを長年続けている主婦なら、味見をしなくても「いつもの作り方」で「いつも通りの味噌汁」ができるかもしれません。
しかし、そうでないケースでは、料理に味見は不可欠です。
調理をすすめていく中で、適時味見をして、今現在、自分の作っている料理はどんな味になっているか確かめてこそ、味の調節ができるわけです。
ところが、料理が下手な女性は味見をしません。
味見をしないために、味の調整ができず、その結果おいしくない料理ができてしまうのが、料理が下手な女性ということになるでしょう。
そもそも味覚がおかしい
「ちゃんと味見をしているのに、作った料理を人から『まずい』と言われる」というケースも少なくありません。
どうしてそんなことになるのか、それはその女性の味覚がそもそもおかしいからです。
人とは違う味覚の持ち主の場合、いくら味見をしても人に「おいしい」と思われる料理を作ることはできません。
ただし、「自分の味覚はおかしい」という自覚があれば、自分の舌には頼らず、プロのレシピに従って調理して、おいしい料理を作ることは可能です。
つまり、味覚がおかしい上に、その自覚がないというのが、料理が下手な女性の特徴ということになるでしょう。