この社会で生きている限り、必ず人と何らかの人間関係を作らなければいけない。
他人と人間関係を作るときには、だいたい次の二つのタイプのどちらかに分かれる。
・交換的人間関係を重視するタイプ
人間関係を損得で判断している。
ギブ&テイクを重視。
・共同的人間関係を重視するタイプ
人間関係を損得で考えていない。
人の役に立ったり、人に優しくされることを単純に嬉しく思う。
今回は、交換的人間関係と共同的人間関係について説明していく。
交換的人間関係と共同的人間関係
交換的人間関係の場合、社会やビジネスなどでは成功することが多いが、恋愛に関しては共同的人間関係のほうが上手くいく。
好きという複雑な感情は、ギブ&テイクで汲み取ることはできない。
片方のほうが相手より愛が強いときもあるし、相手の喜びとして、どちらかが支えになってあげる場面もある。
そのような恋愛関係に、損得勘定は馴染みにくい。
また、それを無理矢理行おうとすると、強い摩擦が起こることも大いにある。
例えば、交換的人間関係の人は、自分だけが多くの愛情を貰おうと、恋人に高級なものをプレゼントしり、相手の傍から離れずに尽くしたりする。
だが、高価なものをたくさん貰ったり、面倒を毎日見て貰ったからといって、愛情が深まるとは限らない。
愛はもっと複雑で、奥が深いものだ。
愛情が深まらないと知ると、交換的タイプの人は、見返りがないと不満や怒りを感じる。
それが口論や別れのきっかけになってしまう。
長期間、恋愛関係を続けられる人というのは、ギブ&テイクという考えはせず、相手が幸せでいられることで、自分も幸せになることができる共同的人間関係を作れる人のこと。
まとめ
・人と人間関係を作るとき、だいたい交換的人間関係か共同的人間関係のどちらかに分かれる。
・交換的人間関係は人間関係を損得で判断している。
・共同的人間関係は人間関係を損得で考えていない。