無意識にリラックスしている
思い出し笑いをする人は、人と話していたり目を見て相づちを打っている時でもあまり緊張感というものを抱いていません。
つまりプレッシャーには強く、対人でも物怖じをしない度量があるのです。
思い出し笑いをするということはそれだけ相手のペースに飲まれていない状態であり、緊張状態を強いられていないことに繋がります。
鋼の心を持っているため、人に無意識でも笑い顔を見られてしまう確率が上がっているのですね。
一人でいる時と複数人でいる時があまり変わらないタイプなので、心理としてはとてもリラックスできている表れでしょう。
気の置けない相手には思い出し笑いを見せやすい傾向があります。
親密度に比例して、予期しない思い出し笑いが発生しやすいのです。
恋愛関係であれば、それだけ深い仲だという無言の合図になります。
過去の出来事の方に関心があり気分が優れない状態
また、過去の出来事を思い返して笑ってしまう心理には、未来よりも過去に関心が高いという傾向があります。
眼前の相手とこれからや未来について話し合うよりも、過去の楽しかった時期やエピソードに浸っていたい希望も含まれているのです。
またどちらかというと、ものすごく前向きな心理状態というよりは、目の前のタスクや出来事から気を剃らしたり、逃げ出したいという感傷的な気分のケースもあります。
日頃の性格に比べて、急に集中力がなくなったようにうっすらと笑っていたり、話と関係ない場面で笑ってる場合は、コンディションが芳しくない証拠です。
そのため休憩を意識的に与えてあげたり、何か気になることがあるのかと積極的に聞いてあげることで、突発的な思い出し笑いのネガティブな心理に近づけます。
普段との差を意識して違いに気づくことで、悩みを共有して恋愛のチャンスを掴みやすくなるのです。
妄想力が高く次の戦略を立てている
ネガティブな心理だけではなく、野心的な気持ちが顔に出てしまっている場合もあります。
特に成功するために緻密な戦略を立てていたり、恋愛においてどうデートに誘おうかなど企てている時は、脳に神経が行きやすくなり口元が思わず緩んでしまうのです。
そのため思い出し笑いをふとしているのであれば、それは過去を振り返るというよりも自身がこれまで考えてきた作戦を頭で振り返っています。
またその時に失敗上手くいかないという、アクシデントは一切脳裏にないことも特徴的です。
一抹の不安があったり誘いに応じてくれるのかといった心理があれば、口元が緩んだとしてもまわりにはっきり伝わってしまうような笑いには結びつきません。
つまり思い出し笑いをして作戦を描いている場合では、その心理は成功のシナリオしか考えていないことになるんですね。
そのためいざ誘いを実行に移したり恋愛のアプローチという形になった場合、相手が思い通り動いてくれないと、分かりやすく腹を立ててしまいやすい状態です。
なのでそういったポジティブな戦略家の合図的な場合は、相手の感情を逆なでしないように注意しないといけません。
ケアせずに強い言葉で拒絶してしまったりすると逆ギレされる可能性があるのです。
機嫌がよく見える思い出し笑いほど、注意深く観察しないといけません。
自制心が低く執着心が強くなっている
大人に比べて子供の方が思い出し笑いをしやすい傾向にあるのは、それだけ感情のリミッターや自制心が低いからです。
つまり自制心が強かったり、感情表現が乏しい場合けして表情には出しません。
比較的精神状態が幼く、あどけない印象がある場合の思い出し笑いをする人の心理では、物あるいは人に対して執着心が大きくなっている兆しでもあります。
恋愛感情がある相手では、恋人になってくれない、また振られてしまうかもしれないという相手が自分のものにならないフラストレーションが募っているサインとして受け取ることもできるのです。
場と無関係に笑っているということは、まわりの意識を向けたかったり、関心を持ってもらいたいというかまってちゃんモードに突入しています。
この状態では下手に構うのも突き放すのも難しくなり、相手との関係性や距離によって慎重に扱う必要があります。
特に恋愛でこじれている場合、相手の思惑にはまるきっかけになりやすいのです。
分かりやすいアクションや理論的な言葉で気を引かず、思い出し笑いという誰かに発見されないと意識できない態度は、それだけ稚拙で心が弱っている心理状態も含まれています。