美人な女性や、イケメンな男性のなかにはときどき、
「恋人は欲しいけど、回りにいい人がいなくてできない」
という口癖の人を一度は見たことがあるのではないだろうか。
こういうセリフをしている人の大半が、
「いい人」
の前に、
「自分に釣り合うような」
のひと言が裏に隠れていたりするものだ。
一般的に、自分に自信があり、自己評価が高い人ほど、恋愛相手や結婚相手へのハードルも高くなる。
反対に、自己評価が低い人ほど恋愛相手へのハードルも低くなるのだ。
今回は、自己評価の高い人と自己評価の低く人の恋について説明していく。
自己評価が低い人
自己評価が高い人は必然的に異性に対して高い理想を描いているが、自己評価の低い人は、他人から告白されると、
「こんな自分でも、好きになってくれる人がいるんだ」
という気持ちになりやすく、相手の想いを受け入れる可能性が高くなる。
さらに、自分に好意を示してくれる相手への感謝から、その人を好きになり、恋愛感情が芽生えやすくなるのだ。
このことを、自尊理論という。
自尊理論に当てはめると、自己評価が低い人ほど恋愛のチャンスはたくさんあるということになる。
自己評価が高い人
反対に、美人なのに彼氏ができない人や、モテるのに彼女を作らないという人は、自己評価が高すぎて、せっかくの恋の芽を枯らしてしまったり、自分の中に恋の種を蒔くことができずにいる。
自分に似合うルックスなのか、学歴なのか、収入かなどと条件ばかりにとらわれすぎていると、自然に恋をする気持ちになりにくい。
だがもし、すべての条件に当てはまる好条件の人がいたとしても、その人が自分を好きになってくれるとは限らない。
素晴らしい人であればあるほど、その人はモテやすいため恋の競争率も上がるものだ。
絵に描いた理想の恋人に熱を上げているよりも、誠実に心を開いて見渡したほうが、恋の可能性は確実に高くなる。
まとめ
・自尊理論に当てはめると、自己評価が低い人ほど恋愛のチャンスはたくさんある。
・自己評価が高いと相手に高い条件を求めるため、恋をする可能性が低くなる。