
浮気と大まかに言っても、浮気の種類にはいろいろある。
一夜限りの肉体関係だけで終了する、愛がない一過性の関係。
激しく情熱的な不倫、長期にわたって続く関係など。
恋人が浮気や不倫をした場合でも、その関係の種類によって、嫉妬の大きさや深さも変わってくる。
だが、なにをしていたら一番許せないか、という質問の答えは、なぜか男女によって違いがあるようだ。
今回は、浮気で何をされたら一番許せないのかについて説明していく。
心理学者の調査
ある心理学者が浮気と嫉妬の関係について、調査を行った。
男女それぞれに、
「自分のパートナーが浮気、または不倫をした場合、一番許せないのはどんなものか」
と質問をしたところ、女性の多くは、
「パートナーが別の人に恋をして心を許し、信頼を築き合う親密な関係になったとき」
と答えた。
だが男性のほうは、
「パートナーが自分以外の男性と情熱的で性的なことを楽しんでいたとき」
と答える人が多い結果になった。
女性がもっとも嫉妬を感じる浮気は精神的なつながりを持つものだったのに対し、男性は肉体的なつながりのある浮気について、もっとも嫉妬を感じているということ。
この男女の違いは、なぜ生まれるかというと、進化心理学的な理由があるからだ。
性的なことをすると必ず妊娠の可能性が付いてくるが、女性の場合、どんな男性でも自分の子どもであることには変わらない。
だが男性の場合だと、恋人の子どもが自分の子なのかそうでないかの、確信に至るのは難しくなる。
そのような理由があるため本能的に、女性は子どもを育ててくれる男性を失うことを恐れる。
男性は、自分の遺伝子ではない子どもを育てることになるのを恐れるのだ。
嫉妬心は、非常に本能的なものと結びついて生じることだというのがわかる。
まとめ
・浮気とは、パートナーや結婚相手がいるのにほかの異性に魅力を感じ、関係を作ること。
・女性がもっとも嫉妬を感じる浮気は、精神的なつながりを持つもの。
・男性がもっとも嫉妬を感じる浮気は、肉体的なつながりを持つもの。