冷却期間中に元カレのSNSをチェックすることは、元カレの動向や現況を知るために大変有効な方法です。SNSをチェックしていると、「いいね」をしたくなることもあるでしょう。
「『いいね』をしたいのだけれど、していいものかどうかわからない」と迷っている方もいるに違いありません。
ここでは、元カレとの復縁を望んでいる場合、冷却期間中にSNSで「いいね」をするメリットとデメリットを紹介します。
冷却期間中にSNSで「いいね」をするメリット
元カレに「心のフォルダ」を開いてもらえる
恋愛に関する男女の違いを表現した言葉に、「女性は上書き保存をし、男性はフォルダ保存をする」というものがあります。耳にしたことのある方も多いでしょう。
女性は新しい彼氏ができると、元カレの記憶の上に新しい彼氏を上書きしていくのに対し、男性は新しい彼女ができても、元カノとの記憶を名前をつけていつまでもフォルダ保存しておくという意味です。
つまり、元カレはあなたとの思い出を、あなたの名前を付けて記憶の中にフォルダ保存しているのです。
しかし、ただ保存しているだけでは、元カレにあなたのことを意識してもらうことはできません。
「去る者日々に疎し」という言葉がありますが、あなたのことを思い出す機会がなくなれば、記憶は薄れていってしまうことでしょう。特に、連絡を取らない冷却期間中は、記憶が薄れるリスクは当然高くなります。
そんな状況にある今、あなたがSNSで「いいね」をすれば、元カレはあなたのことを思い出し、あなたのことを意識するに違いありません。
そのことによって、元カレの心の中にあるあなたのフォルダを開いてもらうことができるのです。
これは、「いいね」をする大きなメリットと言っていいでしょう。
「元カレとつながっている」という感覚を持て、前向きになれる
冷却期間は元カレとコンタクトを取らないでいるわけですから、どうしても不安になりがち。「このまま、どんどん、元カレと離れていってしまうのではないか」という不安です。
少なくても、元カレとつながっているという意識は持てないに違いありません。
そのようにネガティブになってしまうのは、復縁を成功させるためのマイナスにしかならないでしょう。
SNSで「いいね」をすると、「元カレとわずかではあるけれど、つながっている」という感覚を得ることができます。
そういう感覚を持てば、前向きな気持ちになり、復縁へのアプローチも積極的になれるに違いありません。
前向きな気持ちで復縁を目指すスタートを切れること、これもSNSで「いいね」をするメリットなのです。
「つながっていたい」という気持ちを元カレに伝えられる
別れた元カレのSNSに「いいね」をすることには、自分の存在をアピールするだけでなく、自分の気持ちをさりげなく元カレに伝えられるというメリットもあるでしょう。
冷却期間中に「いいね」をすることは、「離れていても、元カレとつながっていたい」という意思表示にほかなりません。
あなたが「いいね」をしたことを元カレが知れば、「元カノは今でも自分のことを思ってくれているのか」と元カレは思うはずです。
「いいね」をしただけでは、あなたの復縁の希望は伝わりませんが、元カレに寄せるあなたの好意はまちがいなく伝わると考えていいでしょう。気持ちを伝えることができれば、これも復縁への一つのスタートになるに違いありません。
元カレからのリアクションが期待できる
SNSで「いいね」をすることで、元カレの「心のフォルダ」が開くということを先ほどお話ししました。
心の中のあなたのフォルダを開いた元カレが、あなたとの思い出をあれこれたどり、「なつかしい」と感じることも大いにあり得るでしょう。
なつかしさを感じた元カレが、「久しぶりに連絡してみようかな」という気持ちになることもあるに違いありません。
それがきっかけで再会することになれば、復縁への道が開かれるわけです。
元カレからのリアクションが期待できること、これも冷却期間中、SNSで「いいね」をするメリットなのです。
情報を共有していることを元カレに伝えられる
たとえば、元カレが何か新しいペットを飼ったという情報を、SNSから知ったとしましょう。その時「いいね」をすれば、あなたがその情報を知っているということが、元カレに伝わるわけです。
さきほどお話ししたように、あなたのことをなつかしく思い出して、連絡をしてきた元カレと、そのペットの話題でコミュニケーションを取ることが可能になります。
久しぶりのコミュニケーションでは、お互いに照れもあり、何を話題にしていいか迷うものですが、そういう共通の新しい話題があれば、そこから自然にコミュニケーションを取れるに違いありません。
元カレのSNSの情報を共有していることを元カレに伝えられるというのも、「いいね」をするメリットということができるでしょう。
冷却期間にsnsで「いいね」をするデメリット
元カレと別れてから、「復縁したい」と思った場合、ある程度の時間、元カレと連絡をしない冷却期間を置く方がうまく行くものです。
その冷却期間に、元彼のSNSをチェックすることもあるでしょう。
こちらには、元カレと復縁したいという気持ちがあるのですから、「元カレのSNSに『いいね』をしたい」と思うこともあるに違いありません。
それが自然な人情というものですが、実は、冷却期間中、SNSに「いいね」をすることには少なくないデメリットがあるのです。
「いいね」をすると冷却期間ではなくなってしまう
冷却期間中、SNSに「いいね」をする第一のデメリットは、そうすることによって冷却期間ではなくなってしまうということです。
元カレとコンタクトを取らず、コミュニケーションを一切しないでいるのが冷却期間です。ですから、その期間内に「いいね」をすれば、元カレと一種のコミュニケーションを取ったことになってしまい、その瞬間から冷却期間ではなくなると考えていいでしょう。
そもそも、復縁を望む場合、どうして冷却期間を置いた方がいいのでしょうか。
それは、しばらく距離を置くことでお互いの気持ちを冷静にし、二人の関係をリセットして、また新たな関係を作っていくためにほかなりません。
「いいね」をしてしまうと、その冷却期間が終了してしまうわけです。
冷却期間ではなくなり新たな関係構築の妨げになりかねないこと、これが「いいね」をすることのデメリットということになるでしょう。
どう対応したらいいのか元カレを悩ませてしまう
あなたに復縁の意思があっても、元彼はどう思っているかはわかりません。新しい彼女ができて、あなたとの復縁は頭にないということもあるでしょう。
そんな元カレのSNSにあなたが「いいね」をしたら、元カレはどう思うでしょうか。
おそらく、「もう別れたのに、いまごろ『いいね』をされても、どう返したらいいのかわからない」と悩むに違いありません。
あなたの「いいね」に悩まされた元カレは、あなたに良い感情を持たないのではないでしょうか。また、元カレを悩ますことは、あなたにとっても本意ではないはずです。
どう対応したらいいかわからず、元カレを悩ますことになりかねないこと、これも、冷却期間中、SNSに「いいね」をするデメリットなのです。
元カレからのリアクションがないと落ち込む
あなたがSNSに「いいね」をした場合、その後、あなたはどんなことを考えるでしょうか。
おそらく、「元カレも自分のSNSに『いいね』のお返しをしてくれるかもしれない」という期待を抱くに違いありません。または、「元カレのほうから、コンタクトを取ってくれる可能性もある」と考えることもあるでしょう。
こちらからアクションを起こしたわけですから、当然、元カレからのリアクションを期待するわけです。
しかし、あなたが期待するようなリアクションを元カレが起こさない可能性も小さくありません。
さきほどお話ししたように、元カレに復縁の意思がないような場合は、まったくなんの反応もないということもあるでしょう。
期待をしているあなたは、元カレからのリアクションがなければ、がっかりし、落ち込むはずです。
「いいね」さえしなければそんなことにならないのに、「いいね」をしたばっかりに落ち込んでしまいかねないこと、これも冷却期間中、SNSに「いいね」をするデメリットということになるでしょう。
「元カノの存在アピールがうざい」と元カレが感じることも
別れた元カレのSNSに「いいね」をすることは、一種の存在アピールです。
おそらく元カレは、あなたの「いいね」を、「『私のことを忘れないで』をいうアピールなんだな」と感じるにちがいありません。
「いまだに未練を引きずっているのか」と思われれることもあるでしょう。そう思った元カレが、あなたのことを「うざい」と感じることもあるはずです。
元カレとの復縁を望むならば、元カレにそう思われることはマイナスにしかなりません。
「いいね」をしようかどうか悩み続けることになる
一度、元カレのSNSに「いいね」をすると、その後、常に「いいね」をしようかどうか悩み続けることになるというのもデメリットの一つです。
元カレがSNSを更新するたびに、毎回「いいね」をするのはさすがにしつこいでしょう。しかし、一度だけでやめてしまうというのも、不安に感じるに違いありません。
どの程度の頻度で「いいね」をしたらいいのか、復縁のために効果的なのか、元カレが更新するたびに、あなたは迷うことになってしまうのです。