
交際している彼氏から「頭悪いよね」と言われて、傷つくこともあるでしょう。
「そんなことを言われても、どうしていいかわからない」ととまどう人もいるに違いありません。
彼氏から「頭悪いよね」と言われた時、どう対処すればいいのか、おすすめの方法を紹介します。
どこがどう悪いのか聞く
ただ、「頭悪いよね」と言われても、どこがどう悪いのかわかりません。
わからなければ改めようもないでしょう。
ひとくちに「頭が悪い」と言っても、さまざまなケースが考えられますので、いくつか例示してみましょう。
「知識が乏しく、ふつうの人なら知っているような常識も知らない」、「人の話を理解できない」、「考えが浅い」、「失敗から学ぶことができず、同じミスを何度も繰り返す」、「自分で話したいことをうまく説明できない、「記憶力がなく、すぐになんでも忘れてしまう」などなど。
「頭が悪い」という表現には、これらのケースがすべて含まれるのです。
知識がないために「頭が悪い」のと、人の話を理解できないために「頭が悪い」のでは、まったく違うと考えていいでしょう。
ですから、自分のどういうところが頭が悪いと彼氏は思っているのか、まずはそれを聞いてみることをおすすめします。
どうすればいいのか聞く
その上で、彼氏に「どうすればいい?」と聞いてみましょう。
もし、常識がないために頭が悪いと彼氏が思っていて、彼氏が「ふつうの人なら知っているような常識を身に着けてほしい」と言ったなら、どうすれば身に着けられるかを聞くのです。
理解力がないために頭が悪いと思われているなら、どうすれば理解力を高めることができるか聞きましょう。
彼氏に「おすすめ脳トレ本なんかある?」と聞くのもOK。
「自分で調べろ」とか「どうすればいいか、自分で考えろ」と言われたら、「頭が悪いから自分ではわからない」と答えればいいのです。
彼氏は、「別にどうもしなくていいよ。今のままで」と答えるかもしれません。
彼氏は「頭悪いよね」と言っているだけで、「だからどうしてほしい」と言っているわけではないのですから、「今のままでいい」という答えが返ってくる可能性は小さくないでしょう。
いずれにしても、どうすればいいかを一度聞いてみることをおすすめします。
「頼りにしてるよ」と言う
「頭悪いよね」と言われて、それを否定すると、彼氏はさらに反論してきて、結果、ケンカになるかもしれません。
ここは、大人の対応をして、彼氏の指摘を肯定して見せましょう。
彼氏が、「頭悪いよね」と言ったら、「そうだよね。自分でもそう思う」と答えるのです。
これならケンカになることはありません。
その上で彼氏に、「だから○○(彼氏の名前)のこと、頼りにしてるよ」と言いましょう。
男性は自尊心の塊ですから、人から頼りにされることを誰でも快く思うものです。
特に女性から頼りにされて、喜ばない男性はいません。
ですから、「頼りにしてる」と言うことによって、彼氏の自尊心を満足させてあげましょう。
その結果、彼氏との関係はよりよくなるかもしれません。
これは、自分の頭の悪さを認めるようにして見せながら、彼氏を喜ばせ、彼氏との関係をよりよくする、高度な対処法ではないでしょうか。
悲しそうにして見せる
彼氏からそんなことを言われれば、誰でも傷つきます。
傷ついた気持ちを、彼氏に知ってもらうというのも、おすすめの対処法の一つです。
悲しそうな表情で、「そんなに頭悪いかな?」と聞いてみましょう。
彼氏が「そうだよ」と言ったら、ちょっと涙ぐんで見せるというのもアリです。
あなたのことを泣かせようと思って、彼氏はそんなことを口にしたのではないはず。
涙を見せれば、彼氏は驚いて、「ごめん。そんなつもりじゃなかった」と謝ってくれるかもしれません。
「頭が悪いところも自分の魅力」と考える
男性はスキのない女性よりも、どこかスキのある女性の方を好む傾向があります。
女性に「かわいさ」を求めるために、「天然タイプの女性が好き」という男性も少なくありません。
天然タイプの女性のかわいさは、男性にとって魅力的なのです。
頭が悪いという表現には「天然」というニュアンスも含まれると考えていいでしょう。
「頭が悪い」というのは、もちろんネガティブな表現ではありますが、女性にとっては「そこが魅力」というケースもあるのです。
彼氏は「頭悪いよね」と指摘したものの、「だから、もう別れよう」と言っているわけではありません。
心の中では「そこがかわいい」と思っているのかもしれないのですから、深刻に受け止める必要はないでしょう。
「そこも自分にとっては女としての魅力」ぐらいに考えて、気にしないのが一番です。