もしも友人や知人の誰かが公務員男性との結婚を決めたら、心の中でつい「羨ましいなあ」と思ってしまいますよね。
公務員のメリットは、何といっても収入が安定している点です。
公務員なら自らがよほど大きな失態をしない限り辞めるようなことにはなりませんので、継続して働き続ければ一生安泰といっても過言ではない職業です。
友人や知人がそんな公務員の妻になると知ったら、羨ましくないはずがありません。
「私は公務員と結婚する予定なんて全然ないのに先を行かれた」と思えてしまいます。
また「いったいどこで知り合ってどんな恋愛をしたの」と、結婚に至った経緯についてももちろん気になりますよね。
ですが公務員との結婚のニュースを聞いて心がモヤモヤしたり羨ましいと思う気持ちが止まらないのは、あまり良い状態ではありません。
その気持ちを鎮めるため、何らかの対処をする必要があります。
他人のことを羨ましがっていてもしかたありませんので、気持ちは切り替えないといけません。
そこで友人や知人の誰かが公務員男性との結婚を決めて羨ましくてしかたない時はどうすればいいのか、その対処法と理由をこれからまとめていきますね。
公務員と結婚するのが羨ましい理由
公務員と結婚するのが羨ましい理由:安定した収入
公務員と結婚するのが羨ましい理由として経済的な安定、つまり稼ぎがとても安定しているという点が挙げられます。
企業は業績によって給与が減ったりすることも珍しくはありません。
しかし公務員の場合は、よっぽどの不祥事を起こして減給処分にでもならない限り収入は減りません。
業績が悪化し、ボーナスが半額以下になることもある一般企業の社員や収入が不安定な自営業、第一次産業(農業や漁業をしている方)の方とは比べ物にならない位経済的に安定しているのです。
見方によっては患者数や顧客数で収入が変化する医師や弁護士よりもずっと羨ましく見えてしまいます。
更にきちんと手当てがつきます。
一般企業やまして自営業、第一次産業の方は手当すらつかないことも珍しくありませんから、とても羨ましいことです。
毎月決まった額が口座に振り込まれるというのは大きな安心ですし、夫婦関係の安定にも大きく貢献してくれます。
ちなみに有給もきちんとありますからインフルエンザなどで休んでも収入が極端に減るというリスクもないというのは羨ましいと思える大きな理由ですし、きちんとした人生設計を立てることもできるというメリットがあります。
その上、公務員には自営業や一次産業の方にある廃業や一般企業のようなリストラと言ったものがありませんから、そういった職を失うというリスクがないという点も魅力です。
とにかく、他の職種には絶対ない安定した収入が得られるというのが、公務員と結婚するのが羨ましい理由として挙げることができるのです。
公務員と結婚するのが羨ましい理由:社会的信頼
公務員と結婚するのが羨ましい理由に社会的な信頼があります。
これは世間体やローンを組む際の有利さにつながってきます。
世間体に関しては配偶者が公務員と言うだけで何となく一目置かれる存在です。
さらにこういった信頼は子どもの私立幼稚園の入園や私立学校の入学に関しても有利に働くことも少なくありませんから、子供の将来を考えるうえでもとてもメリットが多く羨ましいと思える理由として挙げることができます。
社会的な信頼も大きいということはローンも組みやすいということです。
収入が安定していますから、貸す側も安心して貸し付けることができます。
そのため、ローンの審査に何回も落ちるという公務員以外の方が経験する体験を知らずに住宅ローンや自動車ローンを組むことができるのです。
住宅ローンの審査は厳しく、金額も目標額よりも少なくなりやすいので、住む家に関しても妥協することが多くなりますが、公務員の場合社会的な信頼があるため希望額そのまま、満額の住宅ローンを組むことができます。
若干返済が厳しくなることもありますが、一生に一度の家づくりを満足のいくものにできるというのはとても羨ましいことです。
このように公務員と言う肩書が持つ大きな社会的信頼は、様々な面でメリットを生み出し、人生をより楽な方へ行かせてくれるという面で羨ましいと言えるのです。
公務員と結婚するのが羨ましい理由:福利厚生の充実
公務員は福利厚生が充実しています。
ざっと挙げるだけでも育児休暇、結婚休暇、夏季休暇、介護休暇、配偶者出産休暇、その他にも、ディズニーランドの割引パスポート、スポーツ観戦チケットの割引や美術館の入館券の支給などとても充実しているのです。
さらに自治体によって多くの特典とも言えるような福利厚生があります。
自営業や第一次産業の方にはこういったものがゼロですし、一般企業ではこういった福利厚生があるものの、様々な理由から機能していないことがほとんどで確実にこれらが利用できる公務員はとても羨ましい存在と言えます。
また、格安でそこそこのクオリティがある官舎と言った住宅の支給を受けられることや住宅手当が大きいこと、扶養手当の存在もあります。
その上、本庁など少し大きめの庁舎の勤務ともなれば格安で食事ができる職員食堂もありますし、全国の共済組合連合施設が格安で利用できる保養施設の利用もできるのです。
他にも生活習慣病予防を中心とした手厚い健康診断が受けられるほか、格安で人間ドックも受けられる健康管理が充実しているという点も実は大きなポイントとして挙げることができます。
これだけ聞くといかに公務員と結婚することが羨ましいと言えるか分かります。
公務員と結婚するのが羨ましい理由:真面目な人が多い
公務員になるということは、基本的にある程度の真面目さが要求されます。
それは公務員という職業にこれまでお話ししてきた様々なメリットに魅力を感じ、多くの人が採用試験を受けるため、厳しいセレクションが行われているという点です。
最近では点数だけでなく人間性を評価するということも積極的に行われていることから、真面目な人が採用されやすいという傾向があります。
また、この公務員の安定性を求めるという行動に出るだけで将来の安定性を重要視している人が多いのも事実です。
そのため、危険な賭けや遊びに積極的ではない方が多く、例外はあるにしても他の職業の人に比べてかなり真面目な人に当たる確率が高いと言えます。
純粋な恋愛と言う観点から見れば多少つまらないように感じることも多いですが、結婚するということは安定性や真面目さも重要な要素になります。
そのため、真面目な人と当たりやすい公務員の方との結婚はとても羨ましいことなのです。
公務員と結婚するのが羨ましい理由:老後がしっかりしている
一時期、老後の資金は2,000万円必要だといわれ話題になりましたが、現状として公務員はそういった問題も全く問題ではありません。
なぜなら退職金が一般企業に比べてとても多いということと、厚生年金がとても充実しているということが挙げられます。
退職金は中途採用がほとんどないため、新卒から定年まで確実に積み上げられているうえ、更に官公庁から上乗せされた金額が加算されるため一般企業の比にならないくらいの退職金が支払われます。
この時点で老後の資金がある程度貯められるのですが、それに加えて公務員が加入している厚生年金は、自営業者や第一次産業の従事者などが加入している国民年金とは比べ物にならない位支給されます。
この充実度は他の職業とは比較にならない位高額です。
結婚したら多くの場合ほとんど老後まで付き合うことになりますから、配偶者のこの高額な老後資金が得られるというメリットはとても羨ましいことで、それが公務員と結婚するのが羨ましい大きな理由の一つになっています。
多くの人が定年退職をした後、どのように働こうか思案していたり、あるいは廃業の恐怖を感じながら生きている中、退職金と高額な厚生年金に支えられた安心の老後を偉るというのは、とても魅力的なことです。
結婚を考えているのに老後のことまで考えるというのは多少滑稽に思えることもありますが、実はとても重要ですし、羨ましいことなのです。
公務員と結婚するのが羨ましいときの対処法
羨ましくても公務員男性と結婚したからといって幸せになるとは限らない
公務員男性と結婚したら明るい将来が待っていて確実に幸せになるのではないかと、その結婚を外から見ていると思ってしまいがちです。
安定した収入があれば貧乏に苦しむようなことは普通ありえないため、子どもが生みやすくなりますよね。
現実的に考えて子育てにはたくさんのお金を必要としますが、夫が公務員であればお金の心配をする必要はほぼありません。
そうなれば子どもを1人だけとは言わず2人3人と生みやすくなりますし、賑やかな家族になって幸せをつかむだろうと思えます。
ですがそれはあくまで周りから見た勝手な想像に過ぎず、実際には公務員男性と結婚したからといって必ず幸せになるとは限りません。
これはよく考えてみればわかることです。
もしも姑とのそりが合わなかったら、結婚生活は自ずと苦労を強いられることになりますよね。
姑との人間関係を保つのに神経をすり減らせば、ぐったりと疲れてしまうであろうことは想像に難くありません。
結婚すれば相手家族との人間関係に多少なりとも振り回されるのは、公務員の男性だろうと同じことです。
あるいは結婚した公務員男性の節約志向が強過ぎたりすれば、稼いだお金を自由には使わせてもらえないかもしれません。
貯蓄第一の考え方をする男性だったら、安定した収入があってもお金を使わない生活になる可能性があります。
公務員男性に安定した収入があることは確かですが、お金に対する価値観が夫婦でピッタリ合うとは限りません。
そのためたとえ公務員男性と結婚しても、絶対に幸せになると決まっているわけではないです。
そう考えれば友人や知人の誰かが公務員男性と結婚するのが一時的に羨ましいと思えても、すぐに気持ちを切り替えられるはずですよ。
羨ましいと思っていた気持ちが「そうでもないかな」と思える対処法です。
羨ましいときは公務員と結婚することを話題にして友人同士で会話する
公務員と結婚することを羨ましいと一人で思い続けていたら、どうしてもその感情から抜け出せないですよね。
羨ましい気持ちに、心の中が支配されてしまいます。
「いいなあ」という気持ちがわき上がり続ければ、次第に自分がみじめに思えてしまうかもしれません。
その対処法として覚えておきたいのが、公務員と結婚することを話題にして友人同士で会話することです。
結婚に対して羨ましい感情を一人では抱えきれないことを痛感したら、その気持ちを誰かに打ち明けると心が楽になります。
公務員と結婚することを羨ましいと打ち明けるのは、ちょっと恥ずかしいかもしれません。
ですが打ち明けることにより溜まっていた感情を吐き出すことができますから、思いのほか楽になれます。
もしも打ち明けた友人が公務員とは結婚していなくて独身であれば、心の底から共感してくれるかもしれませんよね。
また共感するだけではなく慰めてくれることにも、十二分に期待できます。
たった一人で悶々としていたらモヤモヤした気持ちはいつまで経っても晴れないですが、思い切って感情を吐き出せば気持ちがスーッと軽くなります。
誰かに打ち明けることを、恥ずかしく思うことはありません。
誰かを羨ましいと思うことは、人として生きていれば度々わき上がってくる自然な感情です。
ただ一人だけで抱えていると感情の行き場がなくなってしまうため、どうしても苦しく感じられてしまいます。
どんな恋愛をして結婚へと至ったのか、どうして自分はそういう恋愛ができないのかと、自分に対するもどかしさにやきもきしかねません。
それでは堂々巡りする感情にさいなまれるだけですので、それならいっそうのこと誰かに打ち明けてしまって思いを共感したほうがスッキリします。
打ち明けてみたら友人もまったく同じ気持ちでいる可能性は十分ありますし、公務員と結婚することが羨ましいモヤモヤを友人と共感するのも対処法の1つです。
公務員との結婚が羨ましい気持ちをエネルギーに換えて奮起
羨ましい羨ましいと繰り返し思ってみても、残念ながら自分を取り巻く状況は何も変わりません。
公務員と結婚することを羨ましいと思う気持ちは、しばらく止まらない可能性があります。
この気持ちを有効的に活用するなら、エネルギーに換えて奮起するのがベストです。
羨ましい気持ちをすべて受け入れたら、私も頑張ろうと前に向かって歩き出せば良いですよね。
羨ましい気持ちをエネルギーに換え、新しい恋愛ができるように恋活や婚活に励むのです。
公務員と結婚するのが本気で羨ましいと思っているなら、公務員の彼氏をみつければいいのです。
そして公務員を彼氏にできたら、今度は結婚ですよね。
羨ましいと思っているだけでとどまるのではなく行動を起こすエネルギーに換えれば、公務員との結婚を自分も決められるかもしれません。
またもっと上を目指すなら、公務員の収入よりさらに高い職業に就いている男性との結婚を目標に掲げるのも悪くないですよ。
不景気な世の中なので公務員こそ結婚相手に相応しい最高の職業だと思い込んでしまいがちですが、よくよく考えてみればそうとは限らないですよね。
今を時めくベンチャー企業の社長や、芸能界で活躍する芸能人など、公務員よりも稼ぐ男性はたくさんいます。
公務員と結婚することを羨ましいと思うのであれば、その公務員を超えるぐらいの収入がある男性と結婚できるように頑張ればいいですよね。
公務員と結婚することを聞いたら羨ましいと思ってしまうのはしかたありませんが、それならその羨ましさをエネルギーに換えて奮起すれば良いのです。
後から振り返って「あの時奮起して良かった」と思えるような結婚ができれば、十二分に満足できるはずです。
つまり羨ましいと思う気持ちを恋活や婚活のエネルギーにしてしまうのが、羨ましい気持ちを活かすための対処法ですよ。