ラインでミュージックが普及して久しいですが、設定している人はまだそんなに多くない印象です。
しかし、ハマる人はハマるサービスのようで熱心に自分のホーム画面のBGMを変えたりしています。
そんなラインミュージックですが、時折意味深なbgmを設定している人もいて、ちょっと謎に思います。
そんな、意味深なBGMを設定している人の真理についてまとめました。
音楽ファン
もっとも多いのはこの音楽ファンタイプではないでしょうか。
音楽好きな人は、音楽に詳しいので好きな曲を自分のホームに設定したくなるのも分かる気がします。さらに、身近に同じような音楽ファンの友達がいれば、何の曲を設定しているかお互いに確認し合っていることでしょう。
面白い音楽や変わった音楽を見つけたら、すぐに共有できるのがラインというものです。
特に最近は、単なる連絡ツールの粋をこえて、タイムラインに投稿する人もいるので、SNS感覚で身近な友人と繋がれる楽しさもあります。
音楽ファン同士で、ホーム画面BGMを変えたら通知が行く設定などになっており、変わった音楽であればあるほど「こんな音楽みつけたよ」という報告代わりに使っている可能性もあります。
かまってちゃんタイプ
どこにでもかまってちゃんタイプの人は存在しますよね。一人が寂しかったり、常にだれかと連絡を取っていたかったり、人とつながってないなと不安になってしまったり、注目を集めていたいというタイプです。
そんなかまってちゃんにとって、ラインのBGMは格好のアピール場所であることは言うまでもありません。
かつては、フェイスブックやツイッターなどのSNSでちょっと悩んだ素振りを見せたり、つらい気持ちを吐き出したりしていたかもしれませんが、あまりダイレクトにそれを行うのは気が引けてしまうという面もあります。
その点、ラインのBGMであれば、最も身近な人に対して、控え目ながらも確実にアクションできるのです。
それに、ツイッターやインスタグラムよりも、自分の言葉や写真を使わないために手軽ですし、余計なことを言う心配もないので、トラブルも避けられます。
さらには、「なにかあったの?」と聞かれても、何でもない封を装おう事も可能なのです。
使い方のタイミングとして最も多いのは、やはり失恋した時に自分の辛い気持ちを代弁してくれるような歌詞を設定することでしょう。
自分を振った相手にもアピールできますし、周囲にも何かあったことを匂わせることもでき、一石二鳥です。
適度に重さがなく、軽くつらさをアピールできるちょうどいいツールなのです。
かまってくんタイプ
女性のかまってちゃんもいますが、男性のかまってくんも存在します。
このタイプも同様に、常にだれかつながっていたい、または注目されたいというタイプで、ラインのアイコンをころころ変えることも多いですね。
彼らにとってBGMは、言葉ではなかなか言えない自身のつらさや寂しさを代弁してもらうツールでもありますし、自分の趣味を他人にアピールできるチャンスでもあります。
BGMの設定を変えるとタイムラインに通知されるようになっている人に多いのですが、何の曲に設定したのかが広まることで、それに興味を持って声をかけてくる人がいるかもしれません。
そうすれば、おのずとラインのやり取りが始まり、知り合って日の浅い人とでも親しくなる可能性があります。
よく、デートの誘いや告白は男性からするもの、という言い伝えもありますが、男性だってリスクをとらず女性からデートに誘ったり告白してきたりしてほしいのです。
そうしたチャンスの間口を広げてくれるのが意味深なBGMでしょう。
しかも、曲の内容によっては、自分が失恋したことや、彼女がいないことなどをさりげなくアピールもできますのでお誘い待ちツールとして便利に使えるのです。
ちなみに余談ですが、このタイプは飲みに行きたがりますし、気軽に声をかけてくることが多いですが、肝心の日付や時間、場所などを決めるときは相手任せにしたり、自分の最寄りを指定することが少なくありません。
とりあえずの寂しさを解消する目的で声をかけているので、そこまで相手への敬いや気遣い、思い入れは薄いのではないでしょうか。
趣味プライドタイプ
音楽ファンがラインのBGMを設定することはめずらしくありませんが、似たようなタイプとして自分の趣味にプライドを持っている人も意味深なBGMを設定しがちです。
誰も知らないような音楽を掛けたり、夏や冬に季節にぴったりの曲に変えたり、インテイリアを変えるようにBGMを設定しています。
こうしたタイプは、音楽が好きなのはもちろんですが、それ以上に自分のセンスに自信を持っていて、人にもおすすめしたいという気持ちが強いです。
おそらく、私生活でもわりとこだわりタイプと予想できますね。
友達と行くお店がおしゃれだったり、誕生日プレゼントにセンスのいいものをくれたり、定番のスポットより、ちょっとディープな穴場に詳しかったりと、通好みなタイプでしょう。
そうなれば当然、ラインのホーム画面も他人と同じでは気が済まないはずです。
ホームというくらいですから、やはり自分の居場所として居心地よくカスタマイズすることは、彼らにとっては至極当然のことなのです。
そんな風にラインもインテリア感覚で、自分の好みに合ったBGMに設定しているのです。
このタイプは、趣味やチョイスにプライドを持っているため、デリカシーなく「変な曲」などと茶化すタイプを苦手としていますので、変にいじるよりはスルーした方がいいお付き合いができる可能性が高いでしょう。
無頓着タイプ
これは、BGM設定にはあまりいないタイプかもしれませんが、無頓着に意味深なBGMを設定している人もいます。
単に、身近な友人が設定していたから、とか、新しい機能は何でも試したいから、程度の理由でBGMを設定する人もいるのです。
彼らにとっては、単なる友人との付き合いだったり、誰かにすすめられてなんとなくだったり、たいした理由なくBGMを設定していることもしばしばあります。
また、お笑いが好きだったり、単純に面白いと思ったものを設定する傾向もあるため、とってもナンセンスなBGMが流れてくることも少なくないでしょう。
ある意味、天然というか裏がないタイプですね。
むしろ、それを受け取るこちら側が「なにかあったの?」と心配になるような失恋ソングや、面白い歌詞のコミックバンドの音楽を使っていて、無駄にハラハラしてしまうこともあります。
無頓着タイプは何も考えていないということも多いので、心配しすぎないのがポイントです。
以上、ラインに意味深なBGMを設定する人の心理についてまとめました。
世の中いろんな人がいるので、ラインのBGM一つとってもいろいろと思いを巡らせてしまいます。
しかし、それもその人の個性だと思えば、可愛く見えてくるのが面白いですね。