「好きかわからないまま付き合う」のはアリかナシか

「好きかわからないまま付き合う」のはアリかナシか

はじまりは“よくわからないけど断れなかった”から

「告白されたけど、正直まだ“好き”ってほどじゃない」
「断る理由もないけど、気持ちが追いついていない」
「どうしよう……付き合ってみてから考えてもいいのかな?」

こうした“好きかわからないまま付き合う”恋愛のはじまり。
あなたも一度は、こんな状況に立ったことがあるのではないでしょうか。

今回はこのテーマをもとに、「気持ちが不確かなまま始める恋はアリなのか?ナシなのか?」について、
心理的な側面と現実的な視点を交えながら、じっくり考えてみましょう。

「好きかわからないまま付き合う」ってどういうこと?

まず、“好きかわからない”状態には、いくつかのパターンがあります。

  • 好意はあるけれど「恋愛感情」と言えるか自信がない
  • 優しいし悪い人じゃないけど「ときめきがない」
  • 相手のことをもっと知りたいとは思う
  • 周りに勧められて「いい人だから付き合ってみたら?」と言われた

つまり、嫌いじゃない。でも、好きと断言もできない――
このあいまいな気持ちのまま、交際をスタートさせるという選択です。

“アリ派”の意見:付き合ってから芽生える恋もある

「好きかわからなくても、とりあえず付き合ってみていい」
という“アリ派”の主張には、次のような考えがあります。

① 好きは“育つ感情”である

恋愛感情というのは、出会った瞬間に燃え上がるものとは限りません。

「安心感」「尊敬」「一緒にいてラク」という感覚が、
じわじわと“好き”に変わっていくことも多いのです。

とくに大人の恋愛では、一緒にいる時間の積み重ねの中で愛情が育っていくケースがよく見られます。

② 理想と現実をすり合わせる機会になる

頭の中の「理想の恋人像」ではなく、
実際の相手との関係性の中で自分の本音に気づけることがあります。

たとえば、
「見た目はタイプじゃないと思ってたけど、話すと落ち着く」
「自分の価値観を受け入れてくれるこの人と、もっと一緒にいたい」

こういった発見は、“お試し交際”のような形から始まる恋でよくあることです。

③ NOと言えない優しさは、行動で確かめるしかない

ときに、
「断ると傷つけてしまいそうで、つい受け入れてしまった」
という人もいます。

これは一見ネガティブですが、
“一緒にいて傷つけない関係を築けるか”を判断する機会にもなります。

恋愛において「優しさ」と「相性」は重要。
お互いに無理なく向き合えるかどうか、付き合ってからしか見えない部分もあります。

“ナシ派”の意見:「気持ちがない交際」は危うい

一方で、
「好きかわからないなら付き合うべきではない」
という“ナシ派”の意見にも、もっともな理由があります。

① 相手に失礼である

「気持ちがないまま付き合う」という選択は、
相手からすると「好かれている前提で関係を築こうとしている」状態です。

そのため、
もし後から「やっぱり好きじゃなかった」と気づいたとき、
相手を深く傷つけてしまう可能性もあります。

気持ちが曖昧なら、きちんと誠実な距離を保つことも、ひとつの思いやりです。

② 自分の罪悪感に疲れてしまう

好きかどうか分からないまま付き合うと、
「ちゃんと好きにならなきゃ」
「期待に応えなきゃ」
と、自分にプレッシャーをかけてしまうことがあります。

本来、恋愛は自然に気持ちが動いていくもの。
無理に感情をコントロールしようとすると、心が摩耗していきます。

③ “ときめき”や“恋愛感情”が芽生えないまま終わることも

とくに恋愛経験が少ない人や、自分の感情を見つめるのが得意でない人は、
「これは愛なのか、それとも友情なのか」
という境界があいまいになりやすいです。

気づいたときには「ずっとなんとなくのまま」交際期間だけが伸び、
お互いに不完全燃焼で終わってしまうというケースもあるのです。

迷ったときの“自分軸”のつくり方

「付き合っていいのか分からない」――
そんな時こそ、自分の感情を丁寧に見つめてみましょう。

① その人と一緒にいるとき、気持ちは前向きになる?

まだ“好き”とは断言できなくても、
一緒にいると気持ちが穏やかになる、前向きになる、楽しいと感じる――
こうしたポジティブな感情があるなら、
恋に発展する可能性は十分にあります。

② 無理していないか、違和感はないか

「いい人だけど、どこかで無理をしてる」
「手をつなぐことすらちょっと抵抗がある」

こうした心のブレーキは、後回しにせず正直に見つめるべきサインです。
“なんとなく不快”は、実は本心を教えてくれていることが多いのです。

③ 「この人を知りたい」と思えるかどうか

恋愛感情は、しばしば「もっとこの人のことを知りたい」という好奇心から芽生えます。

もし「もっと話したい」「違う一面を見てみたい」と感じるなら、
たとえ今は好きじゃなくても、恋が始まる予感かもしれません。

まとめ:「好きかわからない」は、恋の入口にもなるし、別れの予感にもなる

結局のところ、
「好きかわからないまま付き合う」のがアリかナシかは、“自分がどうありたいか”で決まるのです。

・試してみることで気づけることもある
・でも、無理をした先に疲弊が待っていることもある

どちらが正解でも間違いでもありません。
ただ大切なのは、「好きになれるかどうか」ではなく、「この人と向き合いたいかどうか」という意志。

恋は、気持ちが100%整ってから始まるものではないかもしれません。
でも、“心が動くかどうか”に耳を傾けながら、
自分を大切にする関係を選ぶことは、いつだってできます。

焦らなくて大丈夫。
あなたのペースで、あなたらしい恋を育てていってくださいね。

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