「恋人なのに安心できない」恋の正体は何?
“好き”のはずなのに、どこか落ち着かない――その違和感
一緒にいるときは楽しい。
でも、連絡が少し遅れるだけで不安になる。
次にいつ会えるのか、何を考えているのか、常に気を張ってしまう。
恋人同士のはずなのに、「安心できない」。
この感情に心当たりがある方も多いのではないでしょうか。
今回は、そんな「安心できない恋」の背景にある心理や原因、
そして、どう向き合えばいいのかを一緒に見つめていきましょう。
恋人関係に“安心”は必要不可欠?
恋愛と聞くと、ドキドキやときめきといった“刺激”を想像する人が多いかもしれません。
でも、実は恋愛が長続きするために必要なのは安心感だと言われています。
安心感とは、たとえばこんな状態。
・連絡がなくても信じられる
・自分を偽らずに話せる
・意見の違いがあっても怖くない
・「この人は離れないだろう」と思える
ではなぜ、恋人という関係にありながらも、この“安心”を感じられない人がいるのでしょうか。
「安心できない恋」が生まれる3つの背景
① 相手の行動に一貫性がない
昨日は優しかったのに、今日は冷たい。
会うと愛情を感じるのに、LINEではそっけない。
こうした態度のムラや温度差は、心を大きく揺さぶります。
そして、相手の気分や行動に合わせようとするうちに、
自分の感情や言動が常に「様子見」になってしまうのです。
② 自分に自信がなく、「嫌われたらどうしよう」と常に不安
恋愛における安心感は、相手からもたらされるだけでなく、
「自分には愛される価値がある」という内側の感覚からも生まれます。
もし自己肯定感が低いと、
「愛されている」という事実があっても、心がそれを受け取れず、
勝手に“見捨てられる未来”を想像してしまうのです。
③ 相手に依存していることに気づいていない
「この人しかいない」
「離れたら私は一人になってしまう」
そんな思い込みが強いと、
相手の態度ひとつで心が乱され、安心どころか不安が常態化してしまいます。
相手にとっては普通の行動でも、
あなたにとっては「愛が薄れたサイン」に見えてしまう。
それが不安のループを生んでしまうのです。
“安心できない恋”をしている自分が感じること
・会えない時間がつらい
・つい相手のSNSをチェックしてしまう
・連絡がこないとイライラする
・自分のことを大切に思ってくれているか常に気になる
・不安を伝えたいけど、重いと思われそうで我慢する
これらは、恋に不安が入り込んだサインかもしれません。
「安心できない恋」が続くと、どうなる?
最初のうちは刺激的だった関係も、
常に気を張る恋は、あなたの心をすり減らしてしまいます。
・どこかで相手に合わせることが癖になる
・自分の気持ちを無視し続けてしまう
・本当の幸せが何かわからなくなる
気づけば、「好き」のはずだった恋が、
“我慢”や“不安”でできた関係になってしまっていることも。
安心感のある恋との違いって?
安心できる恋では、
あなたがあなたらしくいられます。
・「不安だな」と思ったときに素直に伝えられる
・連絡の頻度が減っても、信頼関係が揺らがない
・相手のことを思いやりながらも、自分の気持ちも大切にできる
安心できる恋は、ドキドキよりも「ほっとする」気持ちが多いのが特徴です。
その“穏やかさ”が、恋を長く育てていくための土台になります。
どうすれば「安心できない恋」から抜け出せる?
① 自分の感情を丁寧に見つめ直す
まずは、あなたの不安がどこから来ているのかを確認してみましょう。
・本当に相手のせい?
・過去の恋愛の傷が影響している?
・自分の価値を相手で測っていない?
紙に書き出すだけでも、自分の中のモヤモヤが言語化されていきます。
② 小さくていいから「安心できる行動」を増やす
たとえば、
・不安なときに相手に「今、ちょっと寂しい」と伝える
・LINEの返事がなくても、1時間スマホを見ない練習をする
・自分だけの時間を楽しむ工夫をしてみる
安心は、心のトレーニングで少しずつ育てられるものです。
③ 安心できるかどうかは「相性」でもある
残念ながら、どれだけ努力しても、相手との相性が根本的に合わないこともあります。
相手に悪気がなくても、
不安にさせる言動が多すぎる。
歩み寄る姿勢がない。
あなたが我慢することでしか関係が続かない。
そうであれば、その恋はあなたの心を守る場にはならないのかもしれません。
まとめ:「安心できない恋」は、自分の心の声に気づくチャンス
「恋人なのに安心できない」と感じるのは、
決してあなたが弱いからではありません。
それはむしろ、心が「もっと大切にされたい」と叫んでいるサインです。
不安を我慢して笑う恋より、
安心して本音を言える恋のほうが、ずっと健やかです。
今の恋に違和感があるなら、
まずはその気持ちを否定せず、受け止めてあげてください。
そして少しずつ、「安心できる自分」「安心できる関係」を育てていくことが、
あなた自身を守る第一歩になるはずです。
あなたが心からくつろげる恋が、きっと見つかりますように。
