“好きになる感覚”を忘れたときに試したい心のリハビリ法
「人を好きになるって、どんな感じだったっけ?」
以前は、誰かと目が合うだけでドキッとしたり、
LINEの返信を待つ時間にソワソワしたりしていたのに。
今は、誰かに好意を持たれても、どこか他人事のように感じてしまう。
――「好き」という気持ちを、忘れてしまった。
そんなふうに感じる瞬間が、ふいに訪れることがあります。
恋をしていない時間が長くなったとき、
恋に疲れて心が少し閉じてしまったとき。
“好きになる感覚”は、静かに遠ざかっていくことがあるのです。
でも、それはあなたが冷めた人間になったわけでも、
もう恋ができない人になったわけでもありません。
恋の感覚は、思い出すもの。取り戻せるもの。
今回は、“好きになる感覚”を忘れたときに試したい、心のリハビリ法をご紹介します。
まず知っておきたい。「恋する感覚」は筋肉に似ている
恋心って、不思議なものですよね。
頭では「誰かと恋がしたい」と思っていても、
心はまったく反応しない。
これは、長い間“恋をしない”状態が続くと、恋愛に使う感情の筋肉が少し衰えてしまうためなんです。
恋も感情のひとつ。
そして感情は、日常の中で繰り返し使うことで、
再び“反応しやすく”なっていきます。
つまり、いきなり「誰かを好きになろう!」と頑張る必要はないんです。
まずは、“心を恋に向かって少しずつ開いていく”ことから始めてみましょう。
リハビリ法①:「好きだったもの」に触れてみる
かつて、自分がときめいていたもの。
それを思い出してみてください。
・昔ハマっていた恋愛ドラマや映画
・初恋の人に似たキャラクターが出る漫画
・胸がキュッとなった小説のワンシーン
恋愛対象はまだ見つからなくても、「ときめきを感じていた自分」に再会することができます。
あのとき、どんなふうに心が動いていた?
どんなセリフにグッときた?
どんな恋に憧れていた?
その記憶をたどることで、心の奥に眠っていた恋する感覚が、少しずつ目を覚ましていきます。
リハビリ法②:人間観察をして“感覚”を取り戻す
「誰も好きになれない」状態が続くと、
いつの間にか人に対して“フラットな視線”しか持てなくなることがあります。
そんなときは、日常の中でちょっとした人間観察をしてみましょう。
・電車の中で「なんか雰囲気が素敵」と思った人
・コンビニの店員さんが見せた笑顔
・映画の中の脇役に感じた魅力
そうやって、「あ、この人なんかいいな」という小さなときめきを集めること。
それはまだ“恋”ではないかもしれません。
でも、心が誰かに反応しているという証拠です。
恋のスタートは、いつもそんな小さな「なんか気になる」から始まります。
リハビリ法③:心が動く体験を増やす
恋をしていないときほど、毎日が単調になりやすいものです。
ルーティンの中で、心が“ときめく余地”を失っていく。
そこでおすすめなのが、感情が動く瞬間を意識的に増やすことです。
たとえば:
- 自然の中を歩いて季節を感じる
- 美術館で、知らない世界に触れる
- 初めて行くカフェや街に出かける
- 心が揺れる音楽を、じっくり聴く
恋愛とは関係のないことでもOK。
むしろ、日常の中で“感情が揺れる感覚”を思い出すことが、
恋する心の準備運動になります。
リハビリ法④:「自分のこと」をもっと好きになる
恋ができない時期というのは、
自分に対する興味や自信を少し失っていることが多いです。
・どうせ自分なんか
・恋なんて、縁がない
・期待してもうまくいかない
そんな気持ちが心のどこかにあると、
無意識に恋を避けてしまうようになります。
だからこそ、まずは「自分を大事にすること」から始めましょう。
・自分に似合う服を選ぶ
・疲れた日はしっかり休む
・「好き」「嬉しい」と感じたことを素直に受け取る
小さな自己肯定が積み重なると、
「私って、誰かに好かれてもいい存在かも」
と自然に思えるようになっていきます。
そのとき、恋する心もゆっくり戻ってくるのです。
リハビリ法⑤:「恋をしてる人」と話す
最後に、とてもシンプルで効果的な方法があります。
それは、今恋をしている人と会話することです。
・誰かに片思いしている友達
・新しい恋が始まったばかりの同僚
・結婚前のドキドキを語る先輩
そんな人たちの話を聞くと、
恋をしているときのワクワクや葛藤がリアルに伝わってきます。
すると、心の奥で眠っていた“恋の記憶”が、自然と刺激されていくのです。
「いいなぁ」
「私も、また誰かを好きになってみたいな」
そんなふうに思えたら、それはもう心のリハビリが始まっている証拠です。
まとめ:“好きになる感覚”は、取り戻せる
「もう誰かを好きになれないかもしれない」
「ときめくって、どういうことだったっけ?」
そんなふうに感じる時期があっても、大丈夫。
恋する気持ちは、失われたわけじゃない。
ただ、ちょっとだけ眠っているだけなんです。
今回ご紹介したリハビリ法を通じて、
少しずつ心に光が差してくるはずです。
- 好きだったものに触れる
- 人に関心を向ける
- 感情を動かす体験を増やす
- 自分を丁寧に扱う
- 恋している人のエネルギーに触れる
恋は、いつも準備が整った心にふっと訪れます。
だからこそ、今は焦らず、「恋ができる心」をじっくり育ててみてください。
あなたがもう一度、誰かを好きになれる日が、きっとまた訪れます。
その日まで、自分自身をゆっくり大切にしてあげましょう。
