身長差28センチは、多くの人が「ちょうど良さそう」と感じやすい差です。
並んで歩けば身長差は分かりますが、極端に見上げたり見下ろしたりするほどではありません。そのため、身長差恋愛の中ではバランスが良い部類だと思われがちです。
しかし、実際に付き合ってみると、この差だからこそ生まれる独特の悩みも存在します。
大きなトラブルにはなりにくい分、違和感としてじわじわ積み重なりやすいのが特徴。
ここでは、身長差28センチカップルが感じやすい3つのデメリットを、現実的な視点から丁寧に掘り下げていきます。
① 差が中途半端なことで気持ちが揺れやすい
身長差28センチは、はっきり差がある一方で、圧倒的というほどではありません。
この「中途半端さ」が、気持ちの揺れを生みやすくなります。
守られている感覚を求めると、30センチ台後半や40センチ以上の身長差と比べて物足りなく感じることがあります。
一方で、対等でいたいという意識が強い場合、外見上の差が気になる瞬間も出てきます。
つまり、安心感を求める気持ちと、対等さを求める気持ちの両方が刺激されやすいのです。
どちらの価値観にも完全には寄り切れない。
この状態が続くと、自分でも理由が分からない違和感として残ることがあります。
特に、過去に身長差がほとんどない恋愛や、逆にかなり大きな身長差の恋愛を経験している場合、比較が起こりやすくなります。
あの時はもっと安心できた。
あの時はもっと並んでいる感覚があった。
そうした記憶と無意識に比べてしまい、今の関係に疑問を感じることがあります。
この違和感は、相手の問題ではありません。
差そのものが持つ曖昧さから生まれるものです。
ですが、それを言語化できないと、不満として相手に向いてしまうことがあります。
② 日常動作で小さな調整が必要になり続ける
身長差28センチは、日常生活が成立しやすい差ではあります。
しかし、完全に何の調整もいらないわけではありません。
会話をするとき、自然と見上げる姿勢になります。
短時間なら問題ありませんが、長く立ち話をすると首や目が疲れることがあります。
キスやハグでも、少し屈む、少し背伸びをするといった動作が必要になります。
40センチ以上の身長差ほど大きな負担ではありませんが、ゼロではない調整が常に発生します。
この「少しだけ必要な工夫」が、意外と厄介です。
大きな身長差なら最初から覚悟が決まります。
小さな身長差なら、ほとんど気になりません。
28センチは、その中間です。
最初は気にならなくても、疲れているときや余裕がないときに、この調整が面倒に感じられることがあります。
自分でも驚くほど、些細な動作がストレスになることもあります。
特に、無意識に相手に合わせる側が固定されている場合、その負担は蓄積しやすくなります。
大きな不満にはならなくても、心の中に小さな引っかかりとして残り続けるのが、この差の特徴です。
③ 周囲の反応に対する感じ方がズレやすい
身長差28センチは、周囲から見て分かりやすい差です。
そのため、視線を向けられたり、コメントをされたりすることがあります。
ただし、40センチ以上の身長差ほど強烈な反応ではありません。
この点が、逆にズレを生みやすくします。
片方は「これくらいなら気にならない」と思っている。
もう片方は「やっぱり見られている」と感じている。
この温度差が、関係の中で違和感を生むことがあります。
大きな身長差の場合、最初から覚悟が決まりやすく、二人で同じ方向を向きやすくなります。
しかし28センチの場合、気にするかどうかが人によって分かれやすいのです。
相手は平気そうだから、自分も気にしないふりをする。
でも内心では、少しずつ疲れていく。
こうした状態が続くと、周囲の視線そのものよりも、共有できていない感覚がストレスになります。
周囲の反応は自分では変えられません。
だからこそ、感じ方のズレがあると、孤独感につながりやすくなります。
まとめ
身長差28センチカップルのデメリットは、派手ではありません。
日常生活が壊れるほどの不便さも、大きな衝突も起こりにくいでしょう。
しかし、曖昧さ、中途半端さ、小さな調整。
そうした要素が、静かに積み重なりやすい差でもあります。
安心感と対等さの間で揺れる気持ち。
気づきにくい負担。
周囲への感じ方のズレ。
これらは、意識しないと見過ごされがちなポイントです。
大切なのは、身長差そのものを良い悪いで判断しないことです。
二人がどんな関係を心地よいと感じるかを共有できているかどうか。
それができていれば、身長差28センチは問題ではなく、ただの特徴になります。
逆に、それが共有できていないと、小さな違和感が関係を疲れさせてしまいます。
この差は、扱い方次第で、安心にも不満にもなります。
だからこそ、向き合い方が重要になる身長差だと言えるでしょう。
