友達関係の男女が一緒に食事に行くということは、どこまでの行為を許されるのでしょうか。
「食事に付き合っただけなのに、〇〇はちょっと休もうってホテルに入ろうとしたのよ。最低!」
と男性を非難する女性がいると思えば、
「二人だけで食事するのに付いてくるから、てっきり性的なこともOKなのかと思えば、メシ食って終わりだぜ。奢り損だよ」
などと嘆く男性の話もよく聞きます。男性と女性の間では、食事を一緒にすることに大きな認識の違いがあるようです。
なぜ、このような認識の違いが起きてしまうのでしょうか?
今回は、男女の考え方の違いについて説明します。
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・好きな人が何を考えているか知りたい
・男性の言っている意味が分からない
・彼氏とよく喧嘩をする
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男性と女性の考え方
男性と女性の考え方はそれぞれ違いがありますが、それには理由があります。
男性は女性の行動に対して、性的な理由をあてはめていることが多いからです。
女性が何かをすると、男性はすぐさま性的なことを考えてしまう傾向があります。
心理学者の実験
アメリカの大学生男女200人を対象に行った実験に、次のような実験があります。
女子学生が男性の教授のもとを訪れ、レポートの提出期限を延ばしてほしいと頼むという内容の録画ビデオを実験対象者に見せて、女子学生の考えていることを判断させました。
ビデオを見た女子学生たちは、
「彼女は教授に対して、友好的な態度でふるまっていた」
と感じることが多かったのに対し、男子学生は、
「彼女は教授を誘惑しようと、セクシーにふるまっていた」
と判断した者が多いという結果になりました。
このことからわかるように男性は何事にも性的な方向に考え、女性は普通に物事を考えるのです。
男性の考え方を女性から見れば、「それはただの男性の願望じゃないの?」と思うかもしれませんが、女性の態度に対して、男性がバイアスのかかった目でとらえがちなことはしばしばあります。
たまたま女性の気分が良く男性に笑顔で接しただけで、「いつもより笑顔なのは俺に気があるからだ」と勘違いをし、その結果、思わぬ行き違いが生じることもあるのです。
男女から見た食事デート
冒頭に書いた食事の件にも、それが当たります。
男性から見たら、女性がデートに付いて来てくれたという行為は、「自分に興味があるから、食事を付き合ってくれたんだ」と勘違いをします。
もちろん、女性はそのような理由で食事に付き合ったのではありません。
お互いの考え方に違いがあるから、ケンカなどをしてしまうのです。
⇒好きな人を落としたい!美味しい食事を食べて好意を持ってもらう
まとめ・【恋愛心理学】男女の考え方の違い
男性が性的な行為をしようと女性を食事に誘っても、お互いの捉え方は違うため、女性は普通の好意と受け止める可能性があります。
女性から好きだと想われたいなら、紳士的な男性になって食事に誘いましょう。