あなたにもし、好きな人がいるとしたら、当然あなたは「他の人に取られたくない」と思うことでしょう。
ただそれは、「好きだから」だけが理由なのか。
好きな人を取られたくないと思ってしまうその心理には、どんな背景があるのでしょうか?
今回は、好きな人を取られたくない4つの心理を説明します。
付き合うことが叶わなくなる
まず好きな人を他の人に取られたくないという心理には、「私が付き合えなくなる」というデメリットを感じているもの。
相手の男性が自分とは違う他の女性と付き合ってしまえば、自分の恋は叶わなくなりますよね。
好きな人を取られてその女性と付き合った場合、気持ちが抑えられなければ諦めずに思い続けるしかなくなり、辛い恋へと変わってしまうことが想像できます。
誰も辛い恋、苦しい恋をしたいとは望んでいません。
好きな人といつか付き合いたいという目標に近い感情を持ちながら、相手に恋をしているもの。
今相手がフリーな状態だとしたら、誰かに取られることによって自分の恋が叶わなくなり、今以上に辛い恋に変わってしまう。
だから他の人に取られたくないという心理が働くのでしょう。
誰よりも気持ちは負けていない
「私は誰にも負けない自信がある」
「気持ちだけは皆に負けない」
という強い気持ちがあると、好きな人を取られたくないと思うでしょう。
この場合は、好きな人が取られることに対しての怒りや嫉妬ではなく、単に「負けず嫌い」な性格が関係していると言えます。
強い気持ちを持つことは簡単なことではありませんよね。
それだけの思いを持てる過程があったり、努力をしてきたからこそ思える自信です。
自分の努力が水の泡になる、自分が築いてきた関係が台無しになると思うことで、他の人に取られたくないと思っているのでしょう。
このような女性の場合は、好きな人に限らず、他の面でも負けず嫌いな性格が出ているはず。
「自分が一番じゃなきゃ納得しない」
「自分を超える人はいない」
という自信が強い気持ちを持たせ、好きな人を取られることに抵抗を示しているのです。
好きな人を取られることで、「あの女性に負けた」という認識を持つため、負けたくないという思いが強いのでしょう。
想像したくない
好きな人が今何をしているか、誰と一緒にいるのかといったことは、付き合っていない段階ではなかなか聞けないものですよね。
すると、自分の中の想像の中で解釈することが多くなり「きっと○○してるんだろう」と思うようになります。
ただもし、好きな人が誰かに取られてしまったのなら、その想像は限定的になり、またより鮮明なものになる。
例えば、
「今は○○さんと一緒なんだろうな」
「○○さんとこんなことしてるのかな」
と、具体的な想像になってしまうため、苦しくなったり嫉妬したりしてしまいます。
想像の中でしかなかった他にいるかも知れない女性が、一人の女性限定になり想像だとしてもダメージが大きくなってしまう。
日頃から相手の男性が何をしているかを考えたり、嫉妬深い女性の場合は、より明確な想像をすることでさらに不安を強くしてしまいます。
ぼんやりとした想像だったのがハッキリとした女性になり、余計な嫉妬や不安を招いてしまうため、取られたくないと思ってしまうのです。
プライドを傷つけられたくない
好きな人を取られたくないという心理の中には、自身の防衛反応があることも考えられます。
誰かに好きな人を取られるということは自分が選ばれなかったということにもなり、それは自身のプライドに傷がつくもの。
例えばモテる女性であったり、これまでどんな男性相手でも落とすことができてきた女性の場合は、恋愛においてのプライドが高い傾向にあります。
誰かに取られてしまえば、自身に、
「モテない女性」
「フラれた女性」
「選ばれなかった女性」
というレッテルを貼られることになり、それまで自信を持っていた恋愛に自信がなくなってしまう。
このような女性の場合は、仮に好きな人を取られたとしても「取り返してやる」と反撃や略奪の思いを持つこともある為、執着心が強い女性とも言えます。
恋愛に対して過度な自信があると、誰かに取られるという現実を受け入れることができず、どんな手でも奪い返してみせると行動を起こすことも。
ここまでく来ると、もう「好き」は関係していません。
ただ「プライドを傷つけられた」という復讐心に変わってしまっているのです。
まとめ・好きな人を取られたくない4つの心理
好きな人を取られるということは誰にとっても嫌なことであり、またそれを「失恋」と見なす人もいるでしょう。
ただ取られるということ自体に他の心理が隠れているとしたら、「好きだから」という理由ではないことも考えられますよね。
それは自分の恋が叶わなくなるからなのか、それともプライドを傷つけられるからなのか、それによっても男性への気持ちの大きさが確認できます。
もし自身のため、プライドのためという場合は、彼への強い気持ちではなく、自棄になっているだけの可能性も否定できないのです。
もし、あなたの好きな人が奪われたら、以下の記事を参考にしてください。