会社などで知り合って、お互いの関係がそこそこ親しいなら相手の性格をある程度まで知ることができる。
「人を好きになるのに理由はいらない」
というロマンチックな言葉があるが、なぜ人はまったく知らない他人にも恋をするときがあるのだろうか。
理由は、人が恋に落ちる瞬間に、心の中で心理的関係が働いているからだ。
今回は恋をする瞬間の心理、八つの要因について説明する。
八つの要因とは
恋に落ちる瞬間は多くのバリエーションがあるが、そのときの雰囲気やシチュエーションによって恋に落ちやすい状況が変化する。
シチュエーションには八つの種類があるため、それぞれ説明していく。
1.相手の特徴や好み
容姿や性格、特徴などが自分の好みの人。異性に求めるものだ。
「明るくてポジティブな性格の人が好き」
「身長が高いスポーツマンがいい」
「細い人よりも、太い人のほうが好きになりやすい」
などのような大まかな好みのこと。
人は自分の好みに合う人が現れると、普通の人を好きになるよりも恋をしやすくなる。自分ではわかっていない、無意識の好みでも相手を好きになるときがある。
2.相手の行動
自分を高く評価してくれたり、助けたりしてくれるなど、自分に好意的な態度を接する人に対して好意を感じるようになる。
失恋をしたとき、異性に慰めてもらったり助けてもらったりすると恋をしやすくなる。
3.自己の特性
他人を尊敬しているだけではなく、自分に自信や誇りを持っている人は魅力的に感じやすい。自分に自信がない人より、自分に自信がある人のほうが周りからの見方がよい。
自己卑下したりする人は、恋愛をする可能性が低い。初対面の段階で、
「自分なんかがこんな素敵な人とカップルになれないよ」
とすぐに諦めてしまう。
4.自分の心理状態・行動
今現在の気分や状態で、恋愛感情のしやすさは変化する。
気分が好調だったり、興奮していると恋をしやすい。異性と二人きりでも好きな食べ物を食べているときは上気分なため、相手に良い感情を持つ。
⇒好きな人を落としたい!美味しい食事を食べて好意を持ってもらう
5.お互いの趣味や価値観が似ている
お互いの性格や好み、趣味などが一致している。趣味や好みが同じである場合、お互いに好意を持ちやすい。
夫婦はお互いに似た者同士が多いが、恋人のときに似ていたため、仲がよくなりやすいのだ。
6.相互作用
よく顔を合わせて会話をしたり、協力しあって助け合うなど、お互いに関わりあうことが多い相手とは恋をする可能性が高い。
人は、顔を多く合わせた相手に好意を持ちやすい傾向がある。
7.社会(集団)的要因
「恋人がいて当たり前の年齢だ」
「もういい年なのに、好きな人ができないのはおかしい」
など、社会的な範囲に入りたい場合。
他にも、恋人がいる友達の女性を見て、
「〇〇に彼氏ができて幸せそうだから私もほしい」
などの羨ましさから恋人を作ろうとする場合もある。合コンに通う女性に、よくある傾向だ。
8.環境や雰囲気
海やスキー場でのナンパが成立しやすいといった例のように、環境や雰囲気によって、恋愛の成功率は大きく変化される。
今までは好きではなかった相手でも、このようなイベントになると見方が変わる可能性がある。
まとめ
・恋をするときは八つの要因が関係している。
・好みが同じだったり、興奮していると恋をしやすい。
・環境や雰囲気によって、恋愛の可能性は大きく左右される。
次の記事は、
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