韓国人男性が女性の頭をなでる理由

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スキンシップの一部でしかない

あまり日本の男性が女性に対して頭をなでるということはありませんよね。

あるのであれば、それは、女性の心理を読んで意識的にそうやっている方(女性の心をつかもうとして)、もしくは少女マンガを読み過ぎてそうしているかのどちらかでしょう(もちろん、自然にやっている男性も中にはいますが)。

でも、韓国人男性はそれが自然に出てくるのです。

なぜなら、韓国人男性にとって女性の頭をなでることはスキンシップの1つであり、スキンシップが大好きな韓国人男性にはこの行動は当たり前の行動でもあるのです。

なので、あまり深く考えずに、彼らのちょっとした気持ちの表れだととらえた方が良いでしょう。

もしかしたらあなたが日本人だからかもしれない?!

基本的に、韓国人男性だけでなく、女性もそうですが、儒教がベースにある国である韓国人にとって頭は非常に大切な体のパーツです。

それもあって、日本人のコメディアン達がツッコミの際に頭を思い切り叩くのが私達にとっては面白いシーンでもありますが、韓国人はそれを呆然と見ることしかできません。

なぜなら神様が宿っている頭をたたくなんて信じられない行動だからです。

ということで、基本的に頭を触るということもないのです。

つまり、韓国人男性が頭をなでることが多いなと思うのであれば、もしかしたらあなたが日本人だからであり、日本人女性は韓国人男性が頭をなでてくれることに対してキュンとすることを知っているためにそうしていることもあります。

言い方は悪いですが、日本人女性を落とすための戦略の1つであるということなのです。

「男らしく」の象徴の行動でもある

韓国人男性は、「男は男らしく」というのが、モットーにありますし、そのように小さい時から男女分けて育てられています。

だからこそ、たばこを吸う時も、女性は男性とは異なり、堂々と人前で吸う、ましてやそこに年上の方が1人でもいようものならそんなことをする女性はいません。

先述したように、頭は体のてっぺんにもあり、儒教を重んじる韓国人たちにとってはこの部位はとても神聖なもので、触れる人も限られていると考えて良いです。

韓国では女性よりも男性の方が権威はありますから、そんな男性だからこそ触れることができるパーツである頭をなでることによって「男」の権力を見せつけることもできるというわけです。

もちろん、韓国人男性は権力を振りかざすためにそれをしているというのではなく、韓国人女性も、韓国人男性に対して男らしさを求めますから、それにこたえられる意味もあり、頭をなでて男らしさをアピールしているのです。

女性が頭をなでることに対しては韓国人男性はあまり喜びませんが、韓国人女性は韓国人男性に頭をなでてもらうことに対してたくましさや男らしさを感じる、だからこそ韓国人男性は頭をなでて女性の心を落ち着けるのです(ほぼ無意識にですが)。

愛情表現が豊かだからこその行動

韓国人男性は、とにかく日本人男性と比べれば余計にその愛情豊かで表現力が豊かであるということが目に付きます。

そんな愛情表現の1つともいえるのが頭をなでるという行為なのです。

女性に対して「かわいいな」とか、「愛おしいな」と、思った際に、韓国人男性は頭をなでます。

彼が思っている気持ちがそのまま行動に出たのが頭をなでるという行動であり、愛情表現、感情表現の1つが頭をなでるという行動なのです。

「もうやめろよ」の意味もあるって知ってた?

日本人女性にとっては特に、頭をなでるという行為は自分のことを特別な存在で異性にみられているという行動だと思ってしまいがちです。

ですが、先述もしたように、韓国人男性の場合、これは色々な意味があるので注意しなければならない行動でもあるのです。

実は、日本人女性だからこそ「狙っているのだぞ」という合図だけでなく、この頭をなでるという行為は「もうやめなさい」という意味でもあるのです。

儒教の国でもある韓国は、1個年上なだけでも「先生(先に生きる人)」となるわけですから、敬語を使い、お酒を酌み交わす際にも年下は必ず顔を背けてお酒を飲まなければいけません。

そんな上下関係がはっきりしている韓国社会であり、特に韓国人男性の中のその差は非常にはっきりとしています。

そんな韓国人男性があなたに対して頭をなでた場合、もしかしたら「もうやめなさい」という意味があることもあります。

例えば、あなたが度を過ぎて喋っている時などに彼が横にいた場合、「あはは」なんて笑いながら頭をなでることがあるかもしれません。

その場合は本当は、心の中でそれ以上喋るのはいい加減にしろという感じなのです。

つまり、もうそれ以上喋るのは良くないという合図というわけです。

これを見極めるのは難しいかもしれませんが、覚えておくと、「あ、このケースかも」と、判断できますよ。