美人はやっぱりモテるの？恋愛心理学から見た容姿と性格の必要性

恋愛小説やドラマの主役たちは美男美女のほうが多いが、現実に容姿の美しさは異性に対してどこまで通用するのだろうか。

そして、恋愛に性格の良さは通用するのだろうか。

今回は、容姿の美しさと性格の良さについて説明していく。

・かっこいい男性を好きになった
・可愛い女性を好きになった
・好きな人と割に合わない気がする
・容姿か性格、どちらを磨けばいいのか分からない

心理学者の調査

ある心理学者による援助行動の調査がある。

アメリカ人の男子学生に家具を運ぶのを手伝う、献血に協力する、溺れているところを助ける、火災が起きた建物から救援するなどの援助行動を、どんな人ならできるか顔写真を見せて選ばさせた。

すると、どの行動に対しても美しい女性に行いたいという結果が出たのだ。

男性は、美しい女性に、

「助けてあげたい」

という心理が強くなるということが、証明されている。

反対に、女性の場合はどうなるのだろうか。

別の共同作業の実験で、ほとんどの女性は協力相手がイケメンな場合、助けを求め、そうでない場合はあまり助けを求めないことが判明した。

つまり、男性は助けることで、女性は助けを求めることで、美しい異性と積極的に関係を作ろうとするのだ。

やはり美形な人は、恋愛のスタート地点の段階ではかなりトクをしているといえるだろう。

また他の調査では、美しい人の写真を見たときに、人はどんな心理になるのかを調査したところ、美しい異性の場合は上気分になり、同姓の場合は気分が落ち込むという結果が出ている。

今はお金を使えば簡単に美しくなれる時代。

女性がエステサロンや整形などに多額の金額をつぎ込んで、美しくなろうと頑張るのも、ムリのないことだ。

ここまで容姿について説明したが、やはり恋愛で一番重要なのは中身だろう。

恋愛の成功と失敗について調査結果がある。

その調査結果では、多くの女性は恋愛の成功も失敗も、容姿より自分の性格で変化していると答えた。

また男性が恋人に何を求めているか、という調査でも優しさという心理的部分がトップになり、次に容姿を挙げた。

女性が恋人に求めることでは、上から順に優しさ、信頼できる、価値観が同じ、尊敬できる、包容力があるになり外見は五位以下になった。

確かに恋のスタート地点は容姿が美しいほうが有利かもしれないが、恋を長く続ける、結婚まで進めたいなら中身を一番大切にしなければいけないのだ。

容姿を美しいと恋愛の量は増えるが、質を上げるのは難しい。

相手に優しくする心理や、自分自身の長所を上げるなど、中身をだんだん磨いていくのが、重要なのだ。

・美形な人は、恋愛のスタート地点の段階ではかなりトクをしている。

・恋愛で一番重要なのは中身になる。

・男性が恋人に求めているのは、優しさという心理的部分。

・女性が恋人に求めているの、上から順に優しさ、信頼できる、価値観が同じ、尊敬できる、包容力があるになった。