交際している彼氏が頭が悪いためにストレスがたまるということもあるでしょう。
ここでは、頭が悪い彼氏にイライラするのはどうしてなのでしょうか？今回は、頭悪い彼氏にイライラする理由と対処法を説明します。
頭悪い彼氏にイライラする理由
頭が悪い彼氏はこちらの話を理解できない
頭が悪い彼氏にイライラするシーンのほとんどは「会話」でしょう。
彼氏の行動の頭の悪さにイライラすることもありますが、やはり会話をしている時にイライラすることが多いに違いありません。
それにはいくつもの理由があります。
その一つが、「こちらの話を理解できない」ということ。
何か専門的なむずかしい話をしているなら、専門外の人にはなかなか理解できないということもあるでしょう。
しかし、頭が悪い彼氏はふつうに話をしていても、なかなか話が通じません。頭が悪い彼氏はものを考えることがきわめて苦手なために、こちらの話す内容が理解できないことが大変に多いのです。
たとえば、「この間、こういうことがあってね」と、笑える話をしたとしましょう。
ところが頭の悪い彼氏は、その話を聞いてもまったく笑いません。
話の内容が理解できないため、どこがおかしいのかわからないのです。
これでは会話は成り立ちませんから、イライラしてしまうわけです。
頭が悪い彼氏は説明がうまくできない
相手の話を理解できないだけではありません。
頭の悪い彼氏は、自分で自分の話をするときも、うまく説明できず、相手に理解してもらえないという困った特徴があります。
自分が日常生活で体験した、ちょっと変わった体験を話すとしましょう。
「いつ、どこで、誰と、なぜ、どういうことが起こって、どうなった」という話をするわけですが、頭が悪い彼氏は筋道だった話をすることができません。
頭の中で話を整理するということがまったくできていませんから、頭に浮かんだことを思いつきで口にします。
そのため、話が飛んだり、前後したりすることがしばしば起こりますから、いったいどういうことが起こったのか、聞く人には理解できません。
聞いている人は、いちいち話の内容を細かく質問し、そのことによって、「どうやらこういう話らしい」という推測をするしかないのです。
彼氏に長々と筋道だっていない話をされて、内容が理解できないというのでは、イライラするのは当然のことでしょう。
前に話したことや二人で経験したことを覚えてない
記憶力がないというのも、頭が悪い彼氏にイライラする大きな理由です。
頭が悪い彼氏は、ものを考えることが苦手なだけではなく、ものを記憶することも苦手という特徴を持っています。
そのため、彼氏に、「ほら、前に話したけど、私、こういうことが先月あったでしょ？」という話をしても、頭が悪い彼氏はその話を覚えていません。
「え、なんだっけ？」と質問されて、また、その話をしなければならなくなるため、こちらはイライラしてしまうのです。
話の内容だけではありません。
前にデートで行ったスポットや店のことなども、かんたんに忘れてしまいます。そのため、「前にいっしょに行ったあのお店のあの料理、おいしかったよね」というような話をしても通じません。
それでイライラしてしまうわけです。
頭が悪い彼氏は言葉を知らなすぎる
言葉を知らなすぎるため、いちいち「それ、どういう意味？」と聞いてくるのも、頭が悪い彼氏にイライラする理由と言っていいでしょう。
専門用語のような特殊な言葉を知らないというのは、だれにでもありますが、頭が悪い彼氏はふつうの人なら知っているような言葉も知りません。そのため、話をしていて、こちらが言った言葉が通じず、言葉の意味を聞いてくることがひんぱんにあるのです。
これでは話はスムーズに進まないでしょう。
また、言葉を知らない彼氏は語彙力が極めて低いため、何か感想を言うときに複数の表現を使い分けるということができません。
たとえば、おいしい料理を食べても「やばい」、感動的な映画を見ても「やばい」、旅行に行って景色を見ても「やばい」というように、すべて同じ言葉で感想を言うのです。
いつでも、どんなシーンでも同じ感想ばかりでは、こちらは「ほかにもっと言いようはないの？」とイライラすることになるでしょう。
頭が悪い彼氏は教養や一般常識がなさすぎる
頭が悪い彼氏が知らないのは、言葉ばかりではありません。
教養や一般常識も知らないすぎるため、こちらはイライラしてしまうのです。
たとえば「たまには美術館へ行ってみない？ 私、印象派の絵って好きだな、ルノアールとか」と言っても、無知な彼氏には「印象派」も「ルノアール」も通じません。
あるいは、徳川家康や西郷隆盛など、誰もが知っているような歴史上の人物の名前を出しても、「それ、誰？」と首をかしげるのが頭が悪い彼氏です。
歴史も地理も芸術も政治も科学も、一般常識に欠けているために話が通じないというのが、頭が悪い彼氏にイライラする理由ということになるでしょう。
頭悪い彼氏にイライラするときの対処法
付き合っている彼氏が頭が悪いと感じた時に無性にイライラしてしまうことがあります。
それは、あなたが学力が高く知識や経験も豊富な素晴らしい女性である証拠と言えるのかもしれません。しかし、それだけに彼氏にも同じレベルを求めて悶々としてしまったり、理解が得られないことで寂しさを覚えてしまうものです。
彼氏もあなたのリアクションを見ながら傷ついたりイラついたりしている可能性もありますから、このままで良いとは言えそうにもありません。
今回はそんなカップルのために彼女側ができる対処法をまとめてみます。お互いの溝をうまく埋めていきながら彼氏との関係を良好なものにしていきましょう。
自分が優れているという誇りを持つ
頭が悪い彼氏にイライラしそうになったらできない彼氏に注目するのをやめて自分が優れているという考え方をしてみてください。
相手が劣っているのではなく自分が平均より上回っているのだと考えるようにするのです。そうすることで彼氏が人より劣っているということにはならず、彼氏の頭の悪さもさほど気にならなくなるでしょう。
また、自分自身に誇りを持つようにすれば仕事や学業にも自信が持てるようになるというメリットもあります。
決して自慢したりはせず、心の中で「私ってすごいなぁ」と思いながらどんどん磨いていけばいいのではないでしょうか。
相手が友達や上司などの場合も同じように捉えることでイライラが減ってむしろ満足できるようになっていくはずです。
彼氏には違った部分を求めるようにする
これを機に彼氏には学力や知識の面を求めないようにしてみましょう。
その代わりと言ってはなんですが、じっくりと話を聞いてもらうことや優しく抱きしめてもらうことなどを求めるようにしてみてください。
誰にだって得意不得意はありますし、能力があってもそれをうまく表現できない人もいます。
彼氏だって本当に頭が悪いのではなくそれをうまく伝えられない口下手さんなのかもしれません。
そんな彼氏でも元カレや男友達とは違う魅力が何かしらあるからこそ好きになったはずです。
その魅力をもう一度思い出し、彼氏に求めべき部分を整理してみてください。
自分を下げてくれているのだと受け止める
彼氏の頭が悪いと感じてしまうのは彼氏が自分を下げてあなたを立ててくれようとしているだけに過ぎない可能性もあります。
謙遜し、遠慮し、あなたの気を引いてもっと好きになってもらいたいとか、褒められて喜ぶ顔が見たいと思っているのかもしれません。
そんな健気な彼氏に対して言動をそのまま受け入れて「頭が悪いのね」とがっかりしてしまうのは失礼なことです。この真相を本人に聞いたところで「そんなことはないよ」と言ってくれるに決まっています。
それくらい優しい人であり、常識的な紳士なのです。
そんな風に考えてみると彼氏の魅力もますますアップしそうな気がしませんか？
わからないことはこのように都合良く解釈することで不満や不安を払拭する方法もあります。
かっこつけない様子が「可愛い」「素直」と捉える
頭が悪い様子をありのままあなたに見せてくれるなんて飾らない彼氏で素敵ではないでしょうか。
かっこつけない様子が「可愛い」とか「素直でいいな」と考えるようにしてみましょう。よくわかりもしないのに知った風に話を合わせてこられたり、負けじと張り合ってこられるのと比べればずっとイライラしません。
彼氏はあなたと正直に向き合って素を見せてくれています。
また、それをしても嫌われたりなんかするはずがないとあなたとの愛情を信じているからこそそれができているのでしょう。
そんな彼氏にがっかりしたり馬鹿にしたりしてしまうのは可愛そうではありませんか？
それよりも、そんな飾らない彼氏にイライラしてしまう別の理由に気づけていない可能性を問題視すべきです。
成長させてあげる気持ちで育てていく
彼氏の頭が悪いと言うのであれば勝っていると思っているあなた自身が彼氏を成長させてあげればいいだけのことです。
相手に対して厳しい評価を下すということは、自分ならわかるとかできるという自信があるからでしょう。その能力を相手のために生かし、自分に釣り合うような男性に近づけるという意識を持ってみてください。
例えば、彼氏がきょとんとしている時はより詳しく情報を与えるようにします。
笑ってごまかしたりわからないで逃げようとする時は「知っておいたら役に立つよ」などと言って関心を持たせましょう。
すぐに頭が良くなるなんてことはないかもしれませんが、少しずつ彼氏の意識も変わってくるかもしれません。
ただ、そればかりでは疲れる彼女になってしまうので、適度に褒めたりふざけたりすることも大切にしてください。
彼氏が成長していく姿を上から見たりせずに一緒に喜んであげるようにしましょう。
