男という生き物は、女性以上に何かにつけて一番になりたがります。
そのような思いを持っていない女性の中には、その姿が不思議に見える人も多いかもしれません。
そこでここでは、男性が一番になりたがる理由を徹底解説します。
ぜひ男心を理解する参考にしてみてください。
自分の価値を確かめたい
自分の価値を自分で決めるのは、とても難しいことです。
特に、どんなにがんばっても自分のことを自分で認めてあげられない人の中には、人から一番と言われることを通して、自分の価値を確かめたい。
そう思っている人はとても多いです。
そして、明確な順位が付く何かで一番を取れれば、客観的な視点から自分を価値のある人間だと自然と思えます。
要は、一人で自分のことを認めてあげることができないゆえに、第三者の力を借りて承認欲求を満たそうと、何かにつけて一番にこだわる男性が多いと言えます。
その一番になりたいという思いは決して悪いものではありません。
時には人を成長させてくれる、とても有益な感情として作用します。
ただ、あまりにもその思いが強くなりすぎると、他者と比較しないと自己肯定感を高められない事態に陥ってしまう点には注意が必要です。
どうせなら一番を取りたい。
そのモチベーションであらゆることに前向きに、あるいは積極的に取り組むことはステキなことですが、一番でなければ意味がないとなってしまうのは少し違います。
もしあなたの大切な人がそのような感情にとらわれているようなら、がんばること自体に意味があることを、言葉でしっかり伝えてあげましょう。
その思いを伝えることで、よりステキな彼になってくれるかもしれません。
特別扱いが好き
男性は特別扱いされること好みます。
特に、それが恋愛がらみとなったら尚更です。
しかも、男性の多くは、いくつになっても特定の誰かからというよりも、できるだけ多くの女性からちやほやされたいという思いを持っています。
そのため、人間関係、特に異性との関係において一番という特別な存在として自分を見てもらいたいと考えがちです。
要は、誰かの中で自分は一番の存在。
そのことがダイレクトに伝わる言葉を言われると喜びを感じられるため、一番になることにこだわります。
たとえば、「あなたが一番ステキ」と言われたら、自分がモテることを確信できます。
そのような幸せな気持ちを味わいたいから、「一番」という存在にこだわりがちな男性はとても多いです。
逆に言えば、そのような特性を持つ男性に対して女性がすべきことは、とても簡単なことです。
パートナーはもちろん、気になる男性がいる人は、積極的にその人が自分にとって一番であることを言葉で伝えていきましょう。
男性は思っている以上に鈍感です。
これまで全く意識してもらえていなかったとしても、直接的な言葉でその思いを伝えれば、あなたの存在が彼の中で一気に特別なものに変化するかもしれません。
積極的に相手が自分にとっての一番であることを伝えて、より良い関係を築いていきましょう。
満たされたい
大人になればなるほど、人から褒められる機会は減ってしまいます。
一方で、人はいくつになっても自分のがんばりを褒めてもらいたいとうい思いを持っています。
そして、その思いは女性以上に男性は強く抱きがちです。
これは、生物学的に男性は人の上に立ちたいと刷り込まれていることが大きく影響していると言われています。
そのため、なかなか人から褒めてもらえなくなる大人になればなるほど、わかりやすく評価される一番にこだわる男性は増えます。
気になる男性やパートナーとの関係をより良いものにしたいなら、一番という言葉を上手に使って心を満たしてあげましょう。
まとめ
男という生き物が一番になりたがるのは、自分の価値を確かめたいから、というケースが多いです。
また、人から、特に異性から特別扱いを受けたいという思いや、心を満たしたいという思いから一番に固執する男性も多いと言われています。