ビジネスメールと比べて、プライベートでのメールやSNSにおける記号の使い方には、人それぞれの個性やルールがあるものです。
ここでは、文にはてなを二つ使う人の心理について考察してゆきましょう。
文にはてなを二つ使う心理に対する理解を深めて、復縁に向けたヒントを見つける一助になれば、と思います。
二つのはてなで強調のニュアンスが強まる
日本語の文脈では、疑問形の場合、はてなをひとつ付ければ十分ニュアンスは伝わります。
そのことを知っているにも関わらず、なぜはてなを二つ、もしくはそれ以上使いたがる人がいるのでしょうか。
疑問を表す「は」という言葉を例に挙げて、比較してみましょう。
「は?」
「は??」
「は???」
「は????」
「は??????????」
このように並べてみて比較してみると、はてなマークの数が増えるほど、疑問のニュアンスが強調されることが分かります。
文にはてなを複数個使うという行動の裏には、疑問をより強調して言い表したいという心理が潜んでいると言えるでしょう。
はてなをあまりにもたくさん使うと、主張し過ぎてうっとうしい印象にもなりがちで、逆効果です。
はてなを二つ使う方法であれば、さほど嫌味に感じることなく、さりげなくニュアンスを強調できる方法と言えます。
文にはてなを二つ使う人は、自身が発する言葉にもっと耳を傾けてほしいという潜在的な欲求を抱いているケースが多いです。
元カレに振り向いてほしい、という願いを持つ女性であれば、元カレに送るメール文にはてなを二つ使っても違和感はありません。
むしろ、自身の切実な願いを元カレに伝えるために、はてなを二つ使うという方法を意識的に使うようにしてもよいでしょう。
脈あり?脈なし?元カレからの文にはてなが二つ使われていた場合
元カレからメールやSNSのメッセージが届いた時に、文にはてなが二つ付いていることがあるかもしれません。
そういったケースでは、どのような心理状態だと理解し、どのように対応するのが好ましいのでしょうか。
例えば、元カレから久しぶりに届いたLINEに「元気にしてる??」と書かれていた場合について考えてみます。
はてなを二つ使うことで、自分のメッセージをきちんと読んで欲しいという強い思いが伝わってくる文になっていますよね。
また、二つのはてなによって、文に余韻がもたらされ、二人が別れてからの時間に思いを馳せている感じも伝わります。
恋人同士の頃のような甘い感情は抱いていなくても、近況を気にする程度にはあなたを大切に思っていると解釈してよいでしょう。
関係性を維持し続けるうちに、いずれ復縁するという可能性もありますので、希望を捨てずに丁寧にやり取りを重ねてください。
関係性がうまくいっている頃はあまり気に留めていなかった文章の書き方の癖や、そこに潜む元カレの心理に気付けるようになれば、復縁に向けて道が拓けてくるはずです。
はてな二つの文を効果的に使う方法
文にはてなを二つ使う方法には、相手への返事を促したいという心理が隠されています。
元カレとのやり取りを重ねて復縁にまで結び付けたい場合は、押しつけがましくない程度にその方法を意識して取り入れましょう。
ちょっとした疑問に対して、「これって合ってる??」とはてなを二つ付けて表現すれば、女性らしい可愛さを演出できます。
「今電話してもいい??」、「ちょっと相談できる??」など元カレに頼りたい時に、はてな二つの文を使うのも効果的です。
元カレに「こんな可愛い面があったんだな」と気付かせることができるように、はてなマークの取り入れ方に工夫をしてください。
また、使用する頻度にも気を付けることが大事です。
はてなを二つ含む文を使い過ぎると、甘えたいという気持ちが全面的に押し出されて、元カレに引かれてしまう可能性もあります。
連絡を取り合っている元カレと元カノという立場をわきまえて、適度な距離感を保つことも忘れないようにしてください。
はてな二つを無意識で使っている人も多い
はてな二つを使う人の心理をいくつかの角度から推測しました。
何らかの潜在的な意識が潜んでいる可能性もありますが、使っている本人は無意識というケースも多いようです。
記号や絵文字が少ないと無愛想な感じになると考えて、記号や絵文字を多用するようになった結果、はてなマークも二つ使うのが習慣化している人がいます。
一度慣れてしまうと、はてなマークを二つ付けて文章を作るのが自分のスタイルとして確立されてゆき、入力する時に無意識にはてなマークを連打しているケースもあるでしょう。
無意識的な癖で、文にはてなを二つ使っている人の場合は、さほど深い心理が潜んでいないこともあると理解しておいてください。
会話でもメールでも疑問形を好む人の心理
普段の会話の中でも疑問形で話す人は、メールやメッセージでも疑問形を好んで使う傾向があります。
例えば、天気に言及する時に「今日はいい天気ですね」ではなく「今日はいい天気ですよね?」と疑問形で話す人がいますよね。
疑問形を使って相手に同意を求めながらやり取りを進めるという自分のスタイルが確立されている人の場合、話し言葉においても、メールにおいても、疑問形が多用されがちになるのです。
元カレからのLINEにやけに疑問形が多いな、とか、なぜ文にはてなが二つ付いているんだろう、と疑問に感じた場合は、元カレの話し方を思い出してみてください。
そういえば、付き合っていた頃も疑問形で話しかけてくることが多かった、と気付いたなら、それが元カレなりの心地よいスタイルなのだと理解してあげましょう。
疑問形で語りかけてくるだけでなく、はてなを二つ付けて疑問のニュアンスを強調して使用する傾向がある人には、ちょっとしたことに対しても相手の同意や共感を得たいという深層心理が隠されています。
相手の同意を得られないと不安に感じてしまう、淋しがり屋の人も多いです。
はてなを二つ含む文で話しかけられたら、その内容に興味を示していることが伝わるレスポンスをテンポよく返してあげるようにしてください。
レスポンスに関しては、難しく考え過ぎずに、ひとまず素早くレスポンスする心掛けを持つことが大事です。
相手へのシンパシーを示すなら、相手の言っていることを繰り返すオウム返しの方法を取り入れてもよいでしょう。
共感してほしい、という元カレの深層心理をしっかり把握して、理解や共感をリアルに表してあげれば、コミュニケーションが今まで以上に取りやすくなるかもしれません。
元カレの心理を付き合っていた頃よりもさらに理解してあげられるようになれば、関係性が近くなり、やがては復縁ができることもあるでしょう。
復縁までの道のりを焦ることなく、行動や言葉の表現の深層心理にあるものを理解してあげるようにして、よりよい関係性を築けるようにしてください。